介護の未来を描く映画『もう一歩』が11月11日からYouTubeで公開！

介護の未来を映し出す『もう一歩』の公開が迫る！

介護は、誰にとっても無関係ではないテーマです。超高齢化社会を迎える今、日本における介護の重要性はますます高まっています。そんな中、一般社団法人KAiGO PRiDEが制作した映画『もう一歩』が、11月11日の「介護の日」にYouTubeで一般公開されることが決まりました。

映画『もう一歩』の魅力

このヒューマンドラマは、全国の介護現場で働くケアラーたちのリアルな声と経験を基にしています。作品では、「寄り添う」「支える」という行為の奥にある“もう一歩”踏み出す勇気や優しさを描いており、人が人を思うことの本質を問いかけます。この映画は、監督のマンジョット・ベディ氏が手がけ、伊勢神宮の記録映像やトヨタのグローバルキャンペーンを経験した彼の独自の美学が反映されています。

特別な試写会とトークセッション

公開に先立ち、試写会が開催され、現役介護職や厚生労働省をはじめとする関係者が集結します。このイベントでは、監督や制作に関わった介護職が参加し、「介護の魅力」や「支え合う誇り」についてのトークセッションが行われる予定です。参加者は現場のリアルな声を通じて、介護の未来について深く考える機会を得ることができるでしょう。

映画から伝わるメッセージ

本作を通じて、KAiGO PRiDEは介護に従事する方々の誇りと希望を映像を通じて発信することを目指しています。12分という短い時間の中に、感動が詰まった作品に仕上がっています。人と人とのつながりや、支え合うことの大切さを再認識させる内容で、観る者の心に深く響くことは間違いありません。

今後の展開

映画『もう一歩』は、YouTube KAiGO PRiDE公式チャンネルで無料公開される予定です。また、特別上映イベントも全国各地で行われることが決定しており、北海道、東京、大阪、福岡などの主要都市で2025年12月からの開催が予定されています。さらに、2026年に東京ビッグサイトで開催される「International KAiGO Festival（IKF）」でも公式上映されることに。多彩なプログラムが用意されており、介護の未来について多くの人々と共有する貴重な機会となるでしょう。

KAiGO PRiDEの活動

KAiGO PRiDEは、介護の魅力を広めるための活動を行っており、全国300名以上の「KAiGO PRiDEアンバサダー」と呼ばれる介護職がその活動を担っています。彼らは、自らの言葉で介護の価値を伝えることを使命とし、学校や地域イベントでの講話、メディアへの出演などを通じて、介護の重要性を社会に広めています。

この映画も、彼らの実体験や声をもとに制作された作品であり、介護現場のリアルを余すことなく描いています。映画を通じて、観客が介護の素晴らしさや重要性を再認識し、未来への希望を感じられることを願っています。

監督の想い

マンジョット・ベディ監督は、「超高齢社会の中で、誰もが介護を無視しては生きていくことのできない今の時代にこそ、日本を“世界に介護を誇れる国”にしていきたい」と語っています。彼は介護のブランディングを進める中で、自らの使命を感強く感じ、映画を通じてすべての人に“もう一歩”の大切さを伝えたいと強調しています。

映画『もう一歩』の観賞を通じて、介護に関わる全ての人々の努力や誇りがより広く認識されることを期待しています。