現代アートうちわ展 20周年記念図録発売
今年、京都ギャラリー白川で開催される「現代アートうちわ展」が、20年という節目を迎えます。この特別な展覧会を記念して、松谷武判氏の作品や、過去のうちわ展から厳選された数々のアートが収められた図録が8月22日に発売されます。これは、アートファンにとって見逃せない一冊です。
現代アートうちわ展の軌跡
「現代アートうちわ展」は、2006年から始まり、毎年開催されてきました。コンセプトは「ジャパニーズ モダン 江戸から現代へ」。江戸時代の文化を起点に、日本の現代アートの魅力を再発見することに焦点を当てています。
20回目を迎える今年、展覧会は二部構成で行われます。まず「PartⅠ 松谷武判展」では、パリに住むアーティスト・松谷武判氏の19点のユニークなうちわ作品が紹介されます。過去の作品から新作まで、彼のアートの進化を追体験できる貴重な機会です。
「PartⅡ セレクト展」では、これまでのうちわ展に参加した35名のアーティストたちの作品が一堂に集まります。特に、今尾栄仁、大野浩志、松谷武判らの作品が並び、さまざまなスタイルや技法が楽しめます。
図録の詳細
発売される図録は、A4判正方形の42ページで、全てがカラー印刷。価格は税別2,200円ですが、特別価格として8月8日から30日までのセレクト展会期中は、1,980円(税込)で手に入れることができます。アート作品が指し示す多様な素材や技法、そして松谷武判氏の卓越した能力を体感できる、非常に価値のある一冊と言えるでしょう。
アートと共にする時間
この図録には、松谷武判氏の19点の作品が掲載されており、特に展示場では見ることのできなかった作品3点も加えられています。作品はなにより、松谷氏が1970年代から現在に至るまで表現してきた有機的なフォルムを持ち、現代アートと日本的な美意識の融合を感じることができるものになっています。
また、図録の表紙は松谷氏の最新作『うちわ 2024』をフィーチャーしており、裏表紙には大野浩志氏の「創生」が飾られています。
展覧会の詳細
- - 開催日時: 2025年8月4日~8月30日
- - 会場: 京都ギャラリー白川
- - 営業時間: 12:00 – 18:00(月・火 定休)
- - お問い合わせ: 075-532-2616
アートに興味がある方や、松谷武判氏の作品に触れたい方は、ぜひこの機会に足を運んでみてください。また、図録は店頭やオンラインストアで購入できます。詳細は公式HPで確認を!
この機会に、うちわという伝統的なアイテムの新しい魅力を再発見してみてはいかがでしょうか。