隠された東大卒の真実
画家であり脚本家の大宮エリーさんが、2月21日に新刊『大宮エリーの東大ふたり同窓会』を発表しました。この本は彼女が長年隠していた「東大卒」である自らの大学生活や、その中での出会いを振り返る一冊です。特に注目したいのは、彼女が迎えた多彩なゲストたちとの対談。
20人の豪華ゲストとの対話
この本には、解剖学者の養老孟司さんやシンガー・ソングライターの小沢健二さんなど、東大卒の著名人20人が登場します。彼らはそれぞれ異なる視点から「東大」という大学の意味や、その影響を語ります。たとえば、養老さんは「世間が作った東大イメージを吟味することが重要だ」と述べ、東大文Ⅲ卒の小沢さんは、自身の学生生活において図書館での創作活動が濃厚であったことを語ります。
大宮エリーの思い
大宮さんはこの書籍の中で、「東大」という冠がもたらす先入観と向き合った経緯を明かします。彼女は「色眼鏡が嫌だった」と語り、自身の個性を誇示することよりも、純粋に他者と出会いたいという思いを重視していたといいます。このような背景から、彼女自身が「東大って何なの?」という問いを深く考えることになり、対談の連載がスタートしました。
従来のイメージを覆す
今までの「東大」とは一線を画す新たな視点を提供するこの本は、実際の学びや経験を通じて、著名人たちがどのように自己を形成してきたのかが描かれています。例えば、宇宙飛行士の野口聡一さんは、高校時代に出会った一冊の本がきっかけで東大へ進学したエピソードを共有。また、経済学者の成田悠輔さんは、東大の難易度がもたらすプレッシャーについても触れています。
限定コンテンツも
本書には、誌面からあふれて収録できなかった小沢健二さんとの対談が特別に収められています。ここでは、彼の勉強法や当時のバンド活動についても触れられる予定で、ファンには堪らないコンテンツとなっています。
デザインにもこだわり
また、表紙カバーは大学の入試過去問集として知られる「赤本」を意識した赤いデザインとなっており、大宮さん自身はこの本を「人間過去問集みたいなもんです」と表現しています。これは、東大生や卒業生に対する先入観を打破し、彼らがどのように人生を切り開いてきたのかを読者に伝える狙いが込められています。
読者へのメッセージ
『大宮エリーの東大ふたり同窓会』は、単なる東大に関する書籍ではなく、そこから派生する多様な可能性を示唆する内容となっているため、今後の受験生や若者たちにとっての貴重なバイブルになることでしょう。ぜひ手に取ってその真実に触れてみてください。
書籍情報
- - 定価:2090円(本体1900円+税込)
- - ページ数:288ページ
- - 発売日:2025年2月21日(木曜日)
- - ISBN:978-4-02-332355-1
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