トイプードル警察犬アンズの母親のリアルストーリー、感動作発売！

驚きのリアルストーリーが本に

小型警察犬として活動するトイプードルのアンズが、母親として新たな一歩を踏み出しました。鈴木博房氏の新刊『おかあさんになった警察犬アンズ〜子犬たちにつたえる強さ・やさしさ・がんばる気持ち』は、アンズが出産し、子犬たちを育てる姿を描いた感動的なノンフィクションです。アンズは、殺処分をまぬがれ、小型犬警察犬という異例の存在として数々の試練を乗り越えてきました。その中で、彼女がどのようにして母親として成長していくのかが語られています。

力強い母親の姿

本書では、警察犬としての任務や、3頭の子犬たちへの愛情深い指導が盛り込まれています。出産の瞬間から、エディー、エンジョイ、エリーの子犬たちに強い気持ちや優しさ、努力を大切にすることを教え続けるアンズの姿は、心を打つものです。アンズは母犬としての役割を果たしながらも、警察犬としての仕事も両立させています。その努力がいかに大変でありながらも、彼女が持つ愛情や強さを感じることができます。

社会を反映する警察犬たち

昨今、警察犬の要求は増加傾向にあります。高齢者の行方不明者の捜索や、犯罪に走ってしまう若者たちの取り締まりに関与する場面が多くなってきています。鈴木氏は、「どんな悪事も見逃さない」と語り、アンズの存在がどれほど頼もしいかを訴えています。この小さな警察犬が社会でどれだけ大きな貢献をしているか、皆に伝えたいメッセージが込められています。

母犬アンズと子犬たち

子供たちへの教育も大切なテーマです。本書ではアンズが子犬たちに警察犬としてのしつけをしながらも、「親の前を歩かない」「順序を守る」「できるまで努力する」という人間社会にも通じるメッセージを送り続ける過程が描かれます。彼女の母親としての姿勢と、育てるという挑戦は、読者に勇気と希望を与えるものになるでしょう。

書誌情報とともに

『おかあさんになった警察犬アンズ』は、2023年に岩崎書店から発売され、定価は1,540円です。A5判144ページで、巻頭カラーが特徴的。アンズの物語に触れながら、彼女の強さや愛情を感じてみてはいかがでしょうか。全国書店やオンラインストアで購入可能です。

また、著者の鈴木博房氏は、40年以上の警察犬訓練士としての経験を持ち、これまでに多くの警察犬を育ててきた実績があります。彼の知識と愛情が詰まったこの一冊を通じて、トイプードルのアンズとその子犬たちの奮闘をぜひ感じてください。