ユナイテッドとThirdverse
2025-09-05 11:03:40

ユナイテッドがXRゲーム開発のThirdverseに出資し新たな成長を支援

ユナイテッドがThirdverseへの出資を発表



東京都渋谷区を拠点とするユナイテッド株式会社が、同じく東京に本社を構える株式会社Thirdverseへ出資することが明らかになりました。Thirdverseは、メタバース上でのXRゲーム開発を手がけており、ユナイテッドはその急成長を支援する意図があるとしています。

Thirdverseのビジョンと主要プロジェクト



Thirdverseは「メタバース上にサードプレイスを創る」というビジョンの下、主にMR(複合現実)とVR(仮想現実)ゲームの企画・開発・運営を行っています。これまでには「ソード・オブ・ガルガンチュア」や「SOUL COVENANT」という人気タイトルを制作してきました。さらに、現在進行中のプロジェクトは、サンリオからライセンスを取得した「Hello Kitty Skyland」という、全身を使った直感的な操作が特徴のソーシャルVRゲームです。

このゲームでは、プレイヤーは競争や交流、クラフトを楽しみながら、キティちゃんの世界をリアルに体験できます。これにより、Thirdverseはサンリオの人気キャラクターを活用して新たなファン層を獲得し、メタバース市場での競争力を高めようとしています。

XR市場の急成長



XR(拡張現実)市場は、Google、Sony、Apple、Metaといった大手企業が次々と参入し、市場の拡張が顕著です。特にMeta Questの普及が、この成長を促進しています。その影響で、海外ではリリースから半年でMAU(Monthly Active Users)が100万人を超えるゲームも登場しています。また、特に北米では10代の若年層が増加し、これが収益モデルの変化を促しています。

従来の30〜40代向けのゲームが少なくなり、 ソーシャル・カジュアルゲームのような基本プレイが無料でアイテム課金モデルを採用する企業が増えてきており、収益化が進む傾向にあります。これにより、Thirdverseは市場における競争優位性を得られる可能性が高くなります。

出資の狙い



ユナイテッドは、ThirdverseがサンリオというメガIPと連携することで、独自のゲームコンテンツを持ち、高開発力で市場に参入する姿勢を強く支持しています。これにより、短期間で大規模なユーザー獲得と収益化が見込まれるとしています。ユナイテッドは、Thirdverseと共に日本発の新しいエンタメ事業をグローバルに展開していくことに期待を寄せています。

ユナイテッドの投資事業について



ユナイテッドは「意志の力を最大化し、社会の善進を加速する。」をモットーに掲げ、投資事業、教育事業、人材マッチング事業を中心に事業を展開しています。特に、投資事業ではインターネットビジネスが発展する以前から多くのベンチャーに資金を提供し、その成長をサポートしてきた実績があります。

現在は、国内のシードやアーリーステージの企業を対象に自己資金での投資を行っています。これにより、柔軟で迅速な意思決定と、事業運営のアドバイスを通じたサポートが可能となっています。ユナイテッドは今後も有望なスタートアップ企業への投資を積極的に進めていく方針です。

まとめ



ユナイテッドの出資は、Thirdverseにとっても大きなチャンスとなるでしょう。XR市場の発展と共に、人気キャラクターを活かしたコンテンツでの成功が期待される中、両社の連携がどのような新たなエンターテイメント体験を生み出していくのか、今後の動向に注目です。


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