香りで整える季節の不調
植物の力を借りて、生活の中に癒しを取り入れる。そんな新しいライフスタイルを提案する書籍『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』が、8月28日に発売されます。著者の菊池友来さんが手がけるこの本は、植物の香りを蒸留し、日常生活に活かす方法を学べる一冊です。近年、地域の植物を活用した蒸留所や蒸留体験施設が広まり、国産植物から作られる「和精油」に対する関心が高まっています。これを受け、家庭でもできる蒸留の基本や芳香蒸留水の利用法を初心者向けに解説しています。
植物蒸留の魅力
植物の香りは、私たちの日常に心地よい癒しをもたらしてくれます。香りには緊張を和らげたり、気持ちをリフレッシュさせたりする力があります。この書籍では、家庭でできる簡単な蒸留法を通じて、香りの素晴らしさを体験できるように工夫されています。「ヨーロッパでは植物療法の一環として受け入れられている芳香蒸留水ですが、日本ではまだまだ知られていないのが現状です」と菊池さんは語ります。実は、特別な機器がなくても家庭の調理器具を使って、手軽に香りを得ることが可能なのです。
50の養生レシピ
本書には、約50のセルフケアレシピが収められています。春の花粉症対策としてのミストや、夏の暑さ対策として役立つクールダウンレシピ、さらには赤ちゃんや妊娠中の女性向けのケア法、さらには更年期やフェムケアに関するアイデアも多数紹介されています。様々なライフイベントや季節ごとのニーズに合わせた植物の香りを使った実践法を学ぶことができるため、日常生活に新たな彩りを加えることができるでしょう。
南阿蘇での暮らし
菊池さんは40代で熊本県の南阿蘇に移住し、豊かな自然環境の中で植物と向き合う日々を送っています。「もっと植物の近くで暮らしたい」という想いから始まったこの新生活は、彼女に新たな視点と豊かさをもたらしてきました。この書籍には、彼女の日常から得た知恵や自然との関わりの美しさが詰まっています。また南阿蘇の自然や、おすすめの蒸留所・ハーブ園に関する情報も紹介されているため、読者はページをめくるごとに、南阿蘇の風景を思い描きながら楽しむことができます。
新家用植物蒸留器「SOMA」
更に、本書の発表とともに、菊池さんが開発した家庭用植物蒸留器「SOMA」も紹介されています。約3年の開発期間を経て誕生したこの蒸留器は、植物を育てる楽しみと、その恵みを生活に取り入れる手助けをします。「SOMA」は、理化学ガラス製品の製作所と協力し、より身近で簡単に香りの経験を提供することを目指しています。実用新案も出願中だそうです。
書籍情報
書籍の詳細は以下の通りです。
- - タイトル:『蒸留ではじめるハーブのある暮らし』
- - 著者:菊池友来
- - 発売日:2026年8月28日
- - 定価:2,090円(税込)
- - 仕様:A5・176ページ
- - 販売元:株式会社世界文化社
書籍の情報は、
こちらからも確認できます。新しい香りの生活を始める第一歩として、ぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。