交通系YouTuber綿貫渉の鉄道エッセイが初登場！

鉄道の裏側を知るエッセイ

人気交通系YouTuberの綿貫渉が、キャリアを持つ元JR職員として新たに著したエッセイ『鉄道車掌トラブル日誌』が本日、発売されました。この本では、普段あまり目にすることのない鉄道車掌の世界が詳細に描かれています。

綿貫渉は、大学で地理学を学んだ後、首都圏のバス会社に総合職として就職し、その後JRに転職。駅員や車掌として数年間活動してきました。その経験と洞察を活かし、鉄道の現場での実態をこのエッセイに込めました。

車掌の仕事とは

鉄道車掌は、日常の業務の中で多くのトラブルに対処する役割を担っています。しかし、車掌が何をしているかを知る人は少なく、「おもしろおかしく」語られることはあっても、その裏にある努力や苦労はあまり知られていません。この本の目玉は、そんな知られざるエピソードが満載な点です。

作業の流れ

本書では、まず「どうやって車掌になるのか？」という流れから始まり、車掌の研修や実際の業務について詳しく解説されています。「出勤時間は1分単位で厳守」「車掌の腕時計は禁じられている」といったルールや、仕事のやりがいや厳しさについても触れています。実際の業務での緊急対応やお客さまへの対応法までも、リアルな視点で描かれています。

トラブルのリアル

また、本書には「トラブル発生！そのとき車掌は？」という章があります。ここでは、人身事故や駅でのトラブル、さらには悪天候により直面したさまざまな対応について、思わず口をはさみたくなるエピソードが満載。

特に、台風直撃の日の長い一日や、終電の対応など、緊迫した場面が多くの読者を引き込むでしょう。車掌が日々直面する困難や、それを通じて感じるやりがいや喜びについても、丁寧に語られています。

綿貫渉の想い

著者は「鉄道の仕事は単調なようで、実は日々新しい体験が詰まっている」と語っています。車掌の仕事が進化していく様子や、その中で生まれる発見について、読者に再認識を促したいとしています。普段は見過ごしがちな日常の中にも、鉄道にまつわる貴重な体験や思い出が詰まっていることに気付かされる一冊です。

最後に

『鉄道車掌トラブル日誌』は、まさに鉄道ファンや交通系YouTuberファンにとって必見の作品といえます。この本を通じて、普段の暮らしの中での鉄道の見方や感じ方が豊かになることを期待しています。著者によると、この本がそのきっかけになれば嬉しいと締めくくっています。

このエッセイを手に取ることで、鉄道の魅力や仕事の裏側を感じ取ることができるでしょう。興味がある方は、ぜひ書店で手に入れてみてください。詳細は、公式サイトや著者のYouTubeチャンネルでも紹介されています。