『空色心経』登場
2025-12-10 17:09:28

こうの史代の最新作『空色心経』が名作ランキングに登場!

こうの史代の最新作『空色心経』が第18位にランクイン!



漫画家のこうの史代さんの新作『空色心経』が、宝島社の「このマンガがすごい!2026」オンナ編にて堂々の第18位に選ばれました。2025年4月に刊行されたこの作品は、多くのマンガの中からも一際光る存在感を放っています。さまざまなテーマを持ち合せたストーリーと、独特のビジュアルスタイルが読者の心をつかんでいます。

作品の概要と制作背景



『空色心経』は、スーパーマーケットで働く女性・麻木あいを主人公とした物語です。彼女は、未知のウィルスが蔓延する時代の中で、観自在菩薩さまの説く般若心経に出会います。この作品は、黒色と空色という二つの色調を使用し、万年筆で描かれた独自のビジュアルが特徴です。

こうの史代さんは、かつて『この世界の片隅に』や『ぼおるぺん古事記』など、強烈な個性を持つ数々の作品を世に送り出してきました。『空色心経』でも、その独創的な感性を余すところなく発揮しています。物語とビジュアルが相互に作用し、読者をファンタジーの世界に誘います。

読者に響くメッセージ



麻木あいの日常と、遥か昔のインドでの観自在菩薩と弟子・舎利子との対話が交差することで、物語はより深い洞察を提供します。あいは心の中で抱える悩みと向き合い、決して容易ではない道のりを歩んでいく様子が描かれています。観自在菩薩の言葉は、彼女に新たな視点を与えるものとなり、読者も自己を見つめ直すきっかけに繋がることでしょう。

視覚的魅力と試し読みのご案内



作品のビジュアルは、全編手書きであることから、生き生きとした温もりを感じることができます。手書きの温かさは、物語と相まって、読者を一層惹きつけています。また、くるくると変わる観自在菩薩の愛らしい表情にも心が和みます。こうの史代さんの繊細なタッチが織りなす世界観は、他の作品とは一線を画するものです。

さらに、公式サイトでは『空色心経』の試し読みが公開されています。2色で描かれたその魅力を、是非実際に体験してみてください。特別なストーリー展開と多様なキャラクターたちが、あなたを待っています。

書籍詳細



タイトル: 空色心経
著者: こうの史代
発売日: 2025年4月
判型・仕様: B6判、オール2色カラー
定価: 924円(本体840円+税10%)
ページ数: 136ページ
ISBN: 978-4-02-252047-0

これからもこうの史代さんの数々の作品に目が離せないですね。彼女の描く深い物語世界に触れて、新たな発見を楽しんでみてはいかがでしょうか。


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