De+LAXがデジタルリマスターを開始
1980年代から90年代にかけて日本の音楽シーンで異彩を放ったバンド、De+LAXが、2026年3月19日より後期3作品のデジタルリマスター配信をスタートします。これにより、ファンは一層磨かれた音質で名曲を楽しむことができるようになります。
De+LAXの歩み
De+LAXは1985年に結成され、その後メンバーの変遷を経て1988年にメジャーデビューを果たしました。彼らの音楽スタイルは流行にとらわれず、独自の音楽性と圧倒的なライブパフォーマンスで多くのファンを魅了してきました。特に、ライブバンドとしての存在感は非常に強く、シーンの中で常に異なる色を放っていたと言えます。
新たに配信されるのは、1991年から1992年にかけて発表された『BOOTLEG!!』『EMOTIONAL MARKET』『Our Favourite Roads』の3作品です。これらはバンドの全盛期を象徴する重要な作品であり、その音楽性の深化を感じることでしょう。
『BOOTLEG!!』について
1991年にリリースされた『BOOTLEG!!』はDe+LAX初のライブアルバムです。このアルバムは、ライヴパフォーマンスの迫力をそのまま収録したものであり、特に曲間に挟まれるシーンごとのトラック分けがユニークな点です。これにより、ファンはまるでその場にいるかのような体験ができます。
この作品には、「FREE WORLD」「GOD IN THE MIRROR」「MIDNIGHT RIPPER」といった、初めて収録された楽曲も含まれており、アコースティックバージョンの「DAYDREAM」と「WEEKEND」も新たな解釈を見せています。全体を通して、De+LAXのライブバンドとしての真髄が存分に味わえる一枚となっています。
『EMOTIONAL MARKET』の魅力
続く『EMOTIONAL MARKET』は、1991年9月21日にリリースされ、全15曲を収録しているDe+LAX最多の楽曲数を誇るオリジナルアルバムです。この作品では、ポップな要素が強まっており、特にシングル「VOICE OF LOVE」が多くのリスナーに愛されています。
曲の内容は広範囲にわたり、「スピードの天使 (CIRCUIT IN BRA '91)」といったアイルトン・セナにインスパイアされた楽曲や、伝説的なミュージシャンたちへのオマージュが込められた作品もあり、作曲の幅広さが特徴です。このように、De+LAXの音楽の魅力を存分に体感できる作品となっています。
最後のオリジナルアルバム『Our Favourite Roads』
そして、解散前の1992年に発表された『Our Favourite Roads』は、その名の通り旅の終わりを感じさせる非常に成熟した作品です。それまでの個々のクレジットから、バンドとしての全体的な表現へとシフトしています。このアルバムには、第一期最後のシングル「TONIGHT」が含まれ、全10曲が集められており、メンバー全員が一体となって作り上げた作品です。
解散発表が行われたコンサートで披露されたこのアルバムは、De+LAXの音楽の一つの集大成とも言えます。特に、「旅の終わり」ともいえるアルバムタイトルが暗示する通り、聴くものに強い印象を残します。
音楽の力
今回のデジタルリマスターは、Vo.宙也のメッセージでも表現されています。「音楽で世界は変わるのか?」という問いに対し、彼は「20世紀の終わりに己れの世界を変えたバンドがあった」と振り返り、今もなおリスナーに響く力を持った作品たちの再登場を喜んでいます。彼の言葉からは、音楽がいつの時代にも必要不可欠であることを再認識させられます。
De+LAXの音楽がこうして再び目に触れることに、ファンはもちろん新しい世代のリスナーも感動を覚えることでしょう。ぜひ、彼らの音楽に再び触れて、あの時代を感じてみてください。配信リンクは
こちら です。