ユニバーサルスタジオジャパン新社長の村山卓氏が就任、未来へのビジョンを語る

村山卓が新たなリーダーとしてユニバーサル・スタジオ・ジャパンを牽引

合同会社ユー・エス・ジェイは、2025年6月1日付で新社長に村山卓氏を迎えることを発表しました。これにより、現社長のJLボニエ氏は、ユニバーサル・ディスティネーション＆エクスペリエンスの代表として、更なるステージへと進むことが決定しています。

JLボニエ氏の功績とこれからの挑戦

JLボニエ氏は、2015年11月から約9年間、ユー・エス・ジェイのCEOとして数々の事業拡大を牽引してきました。彼は、この間にユニバーサル・スタジオ・ジャパンをアジアの首位、世界で第3位の集客数を誇るテーマパークへと成長させることに成功しました。その過程では、コムキャストによるスタジオの買収や新たな開発計画に重要な役割を果たしたことが多くの賛同を集めています。

ボニエ氏は、「9年以上にわたり、素晴らしい経験を積むことができた」と語り、今後の村山氏のリーダーシップに大きな期待を寄せています。彼は村山帝王を「素晴らしいリーダー」と称賛し、持続的な成功を信じています。

村山卓の経歴と新たなビジョン

新社長となる村山卓氏は、米国の大学でMBAを取得後、ユニバーサル・パークス＆リゾーツのトレーニーとしてキャリアをスタートしました。ユー・エス・ジェイにおいては、オペレーションやマーケティングの分野で重要な役割を果たし、特にインバウンドセールスの立ち上げや、地域とのパートナーシップ強化に寄与してきました。

村山氏は、「今後もゲストにかけがえのない体験を提供し続ける」と強調し、パークの成長を支えるための熱意を表明しました。また、彼は地域の観光業界を担う人材育成への取り組みを進め、CSR活動を通じて地域活性化にも注力しています。彼の社長就任は、ユー・エス・ジェイのさらなる発展を象徴する出来事と言えるでしょう。

次なるチャレンジと展望

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは、2026年には創立25周年を迎えます。それを見据えた村山氏は、コーポレート・ステートメント「超エンターテイニングな創造力で人と社会に“目覚め”を。」を掲げ、より高い目標を目指すことを宣言しています。今後も、地域社会、パートナー、ゲストとともに、新たなビジョンの実現に向けて挑戦を続けていくことでしょう。