高校生たちがAI技術を駆使して世界大会に挑む！『モンソニ！』プロジェクトが始動

高校生たちがAI技術を駆使して世界大会に挑む！

2025年に開催される大阪・関西万博で、AIをテーマにした『第1回世界AIアスリート選手権大会 Singularity Battle Quest 2025 World Championship』が開催されます。この大会は、世界中の高校生が最新のデジタル表現力を用いて国際舞台で競い合う機会を提供するものです。

『モンソニ！』とLuaaZの提携

今年、特に注目を集めているのが、デジタルエンターテインメントの革新を狙う『モンソニ！』プロジェクトです。このプロジェクトは、人気スマホゲーム『モンスターストライク』から派生した音楽プロジェクトで、アーティストたちが様々なジャンルの楽曲で活動しています。その一環として、人気YouTuber支援に特化した制作会社LuaaZが、初心者の高校生による大会参加をバックアップすることが決まりました。

LuaaZは、東京・渋谷で活動する企業であり、数多くの人気YouTuberの発掘とサポートを行ってきました。彼らの持つ“バズ理論”を基にした動画講座『万博直行！高校生SNSクリエイター塾』がこのプロジェクトの中心的な内容です。

SNSクリエイター塾の内容

この講座では、SNSを利用した作品の発信方法やファンコミュニティの形成について、高校生たちに伝授します。若いクリエイターたちは、この講座を通じて、自らのアイデアを映像作品として具現化するスキルを身につけることが可能です。更に、AIとしての新しい表現力を学びながら、審査員や視聴者の評価を基にした競技に挑戦することで、より一層創造的な力を高めることが期待されています。

AI動画生成基礎講座の開講

また、未来キッズ総研は、参加者のために「AI動画生成基礎講座」を開講します。この講座では、生成AIを用いた映像制作の基本を短期間で学ぶことができ、受講者は静止画や動画を自らのアイデアで制作できるようになります。

モンソニ！ミュージッククリップバトル

本大会の競技内容として、「モンソニ！ミュージッククリップバトル」が予定されており、課題曲としてAngely Divaの「Ups&Downs」が使われます。出題される楽曲から出発し、生成AIなどの最新技術を使用してミュージッククリップを制作し、指定されたSNSプラットフォームに投稿して、その到達数や審査によって評価されます。

競技の流れ

国内選考会の募集は3月22日から開始され、作品提出は5月7日まで。作品の再生数を競う期間は5月16日から27日までで、結果発表は6月2日に行われます。また、世界決勝の課題発表は6月4日を予定しています。

高校生のクリエイティビティを支援する環境

このような背景から、未来キッズ総研はAI技術を活用した教育の重要性を認識し、参加者の冒険心と創造性を引き出そうとしています。日本の高校生が国際的な舞台でスキルを競い合うことで、将来的な産業の進展に寄与することを目指しています。

AI技術とデジタルクリエイションの分野へと飛び込む高校生たちが、どのように自身の才能を発揮するか、そして彼らの挑戦がどんな結果を生むのか、今から楽しみです。今後も、彼らの活躍を温かく応援していきたいと思います。