DEAN & DELUCA MAGAZINE ISSUE 11が創る「自分から愛すること」
2025年4月28日、DEAN & DELUCAが発行する『DEAN & DELUCA MAGAZINE』の最新号、ISSUE 11が創刊されます。編集長に松浦弥太郎氏を迎えたこのマガジンは、食や料理に対する私たちの視点を豊かにするために、毎号一つのテーマを掲げていろんな角度から掘り下げています。今回のテーマは「自分から愛すること」です。
このテーマのもと、料理を作り、食べ、誰かと分かち合うことの大切さや、それらの行為に宿る「おいしさ」の本質を探求します。そして、日常生活を慈しむ目を育むことで「好きになる」気持ちがどこから生まれるのか、心に響く豊かさを伝えようとしています。
巻頭特集:本田明子さんの料理哲学
巻頭には、家庭料理を「心のよろこび」として紡いできた料理家の本田明子さんが登場。「おいしさの理由」や料理に込める愛情を30のコツとポイントに分けて伝授します。本田さんは小林カツ代さんの料理哲学を受け継ぎ、家庭料理の楽しみ方について深く掘り下げていきます。「料理は作業ではなく心遣いと工夫、そして愛情」と語る彼女の言葉からは、料理が持つ力強さが感じられます。
本田さんは、「いつもの料理も少しの工夫で楽しく、もっとおいしくなる」と信じており、読者に向けて温かくアドバイスをしています。具体的には、おいしさには必ず理由があり、それを知ることで料理はますます楽しくなると述べています。
特集コラムとエッセイ
ぜんぶぜんぶ、気持ちいいのは山のおかげ
北海道・美瑛の料理家、たかはしよしこさんとのインタビューでは、自然との共生が生み出す心地よさについて触れています。エッセイスト・井川直子さんが、この山に囲まれた生活の中で感じた「整い」の瞬間や、自然が人に与える影響をじっくりと描写しています。
心地よい美しさの追求
アメリカでも人気の若き料理人フリン・マクガリーが、美しさに対する独自の感覚を語るライフスタイルエッセイも見逃せません。彼の創作活動がどのようにして美しさを生むのか、独自の視点から語られています。
食の記憶を鮮やかな色鉛筆にのせて
イラストレーター・マギー・カウルズが描く豊かな食の記憶は、料理の持つ情景や感情の豊かさを視覚で楽しませます。
発売日と購入方法
『DEAN & DELUCA MAGAZINE ISSUE 11』は、2025年4月28日よりマーケット店舗および公式オンラインストアで購入できます。また、オンラインストアでは先行販売もされ、4月21日から予約可能です。価格は1,599円(税込)。
このマガジンは、ただの料理書ではなく、私たちが食に対して持つ想いや、日常生活を豊かにするための知恵を伝えることを目指しています。ぜひ一度手に取って、心温まる料理の世界を感じてみてください。