感動のストーリーが描かれたコミックエッセイ
12月22日に、株式会社KADOKAWAより枇杷かな子の新作コミックエッセイ『今日もまだお母さんに会いたい』が発売されます。最愛の父と母が同時期にがんと診断され、W介護を余儀なくされた著者がその体験を元にしたこの作品。読者の心に深く響く内容となっています。
作品の背景とテーマ
これまで温かい家族関係を描くことで多くのファンを魅了してきた枇杷かな子。新作では、自身の実体験である「W介護」という困難なテーマに挑戦しています。SNSでの公開時には多くの共感を呼び、ついに本という形で世に出されることとなりました。今回は、さらに40ページ以上の描き下ろしが追加されることで、より深い感動を提供する内容になっています。
あらすじ
ストーリーは、著者が大好きだった母と、少し苦手だった父が同時にがんにかかるという衝撃的な展開から始まります。両親の余命が宣告され、介護生活がスタート。著者は日々の介護と向き合いながら、家族との最後の旅行、そして弱っていく両親の姿を見守ります。
介護の日々は厳しく、時にはやるせない思いもあったことでしょう。しかし、その中で著者は彼らとの貴重な思い出を振り返り、愛しい日常の記憶を一つ一つ噛み締めていくのです。約2年間の介護の末に訪れる別れ。その瞬間は誰にとってもすさまじい喪失感をもたらしますが、著者は少しずつ日常生活を取り戻しながら、「もう会えない誰か」を思い続ける決意を新たにします。
この作品は、私たちが普段目を背けがちな喪失や再生というテーマを静かに、しかし力強く描き出しています。全ての人々が共感できる内容で、愛する人を失った経験や、日常の中で大切な時間を大事に思う気持ちを彷彿とさせます。
著者プロフィール
枇杷かな子はマンガ家・イラストレーターとして知られており、その繊細で温かみのある作風が多くの人々の心を掴んでいます。彼女の既刊には『余命300日の毒親』や『アゴが出ている私が彼氏に救われるまで』などがあり、どれも深いテーマを持つ作品ばかりです。Twitter(@BiwaAmazake)での発信もあり、今後の活動にも期待が高まります。
書誌情報と入手方法
『今日もまだお母さんに会いたい』の定価は1,595円 (本体1,450円+税)で、A5サイズ・216ページのボリュームとなっています。ISBNは9784046853998。既にAmazonなどで購入可能ですので、興味のある方はぜひ手に取ってみてはいかがでしょうか。感動の物語があなたを待っています。