丸善創業者早矢仕有的資料展、その足跡を辿る
岐阜市で2026年3月20日から29日まで、特別資料展『「丸善」を創った男 早矢仕有的 資料展』が開催されます。本イベントは、丸善の創業者として知られる早矢仕有的の没後125周年を祝うもので、普段は公開されていない貴重な資料が展示されます。会場はマーサ21 ショッピングセンターの東館2階特設会場です。
この資料展は、2026年1月に東京の丸善 丸の内本店で開催された展示会に続くもので、東京では2500人以上の来場者を記録しました。岐阜での開催も期待が高まる中、特別講演会も併せて実施される予定です。
早矢仕有的は、日本の明治時代に多大な影響を持った医師であり事業家として、数々の業績を残しています。彼は1837年に美濃国笹賀村(現・岐阜県)に生まれ、医師としての道を歩んでいましたが、福澤諭吉との出会いにより、実業家としての顔を持つようになりました。当時の日本で起業して成功を収めるまでの彼の人生を、資料を通して知るチャンスです。
重要な展示内容
本展では、以下のような貴重な資料が展示される予定です。
- - 『丸屋商社之記』 1867年に設立された丸屋商社(後の丸善)の趣意書。この書簡は、株式会社としての組織の基礎を築いた重要な文書です。
- - 『帳合之法』 日本初の簿記学のテキストであり、新しい記帳法の講習会が丸屋商社内で行われた背景を持っています。
- - 『改正増補和英英和語林集成 第三版』 丸善が出版した英語で書かれた日本語辞典。明治時代の言語学の発展にも寄与しました。
- - 「九鬼隆義宛書簡」 福澤諭吉が重体の際に書いた、早矢仕に言及した歴史的な手紙です。
講演会について
資料展では、事前予約制の講演会も行われます。プログラムは以下の通りです。
- - 講演①:「本屋、立ち読み、丸善の二階 ー江戸から明治へー」 - 3月21日開催。江戸から明治にかけての書店文化について解説します。
- - 講演②:「知られざる 医師早矢仕有的」 - 3月22日開催。彼の医師としての軌跡を追いかけます。参加希望者は岐阜店での予約が必要です。
この貴重な機会を通じて、早矢仕有的の人生と業績に迫り、明治の日本における彼の影響を深く理解することができます。入場料は無料で、ぜひ足を運んでみてください。
資料展概要
- - 会期:2026年3月20日(金)~3月29日(日)10:00~19:00(初日11:30開場、最終日15:00閉場)
- - 会場:マーサ21 ショッピングセンター(岐阜市正木中1-2-1)東館2階特設会場
- - 主催:株式会社丸善ジュンク堂書店
特設サイトも併せてご確認ください。詳細な情報や最新のニュースが掲載されています。