新たな創造の扉を開く「AI×マンガゼミ」受講生募集開始

創造力を引き出す新たなゼミの設立

創造性を重視する「UNIVERSITY of CREATIVITY」（UoC）が、新たに「AI×マンガゼミ」を設立しました。このゼミでは、誰もがマンガを描ける時代に、参加者が自身の創造力をいかに活かして作品を生み出すかを探求し、技術だけでなく思想や表現方法にも踏み込んだ実践的な内容となっています。

ゼミのコンセプト

右肩上がりで進化している生成AI技術。その影響で、多くの人が短期間で「マンガらしき絵」を制作できるようになりましたが、作品としての質を保つためには、深い理解と技術が求められます。ゼミでは、単なる絵の生成ではなく、物語の伝え方や時間的な構成、コマ割りといった、マンガ特有の文法を学ぶことに重きを置いています。具体的には、企画段階から作品に仕上げるためのプロセスを大切にします。

講師陣の紹介

このゼミの全体監修を務めるのは、著名なマンガ制作の専門家であるうめ・小沢高広先生です。彼は、参加者が自分のアイデアを具現化する手助けをし、楽しいながらも厳しい指導を行います。また、他のカタリスト（講師）には山内菜緒子氏や野火城氏、ヒツジ氏が名前を連ね、層の厚い知識と技術が学べる環境が整っています。

プログラムの内容

全6回のカリキュラムは、まずは「AI×マンガ全体論」から始まり、ネーム設計やテーマ設定、作画方法の選択に至るまで、マンガ制作のあらゆる側面について探求します。参加者は、自分の描きたいものを探し当て、最終的には自身の作品を発表する機会も得られます。このプログラムは、2025年11月から2026年3月まで計画されており、木曜の夜に実施されます。

参加のメリット

参加者は、創造力を発揮するための実践的なスキルを学び、他の仲間と意見を交換しながら、より深く探求することができます。また、最終的な成果物を小冊子としてまとめ、他者と共有できる形にする機会もあり、作品発表の楽しみも待っています。

募集要項

このゼミの受講には、一定の条件があります。PowerPointやAdobe Illustratorを使ったページレイアウトのスキル、生成AIアカウントの所持、そして作品の完成に向けた情熱が求められます。参加費は一般が50,000円、学生が25,000円で、定員は10名から25名です。募集締切は2025年11月4日（火）正午までとなっており、早期締切の可能性もありますので、興味がある方は早めの申し込みをお勧めします。