神保町に誕生したロボット書店員「そりたん」とは
2023年8月12日、世界一の本の街・神保町に新たな仲間が加わります。それは、なんとロボット書店員「そりたん」です!運営を手掛けるのは、ALL REVIEWS株式会社が提供するシェア型書店「PASSAGE by ALL REVIEWS」の3号店「PASSAGE SOLIDA」です。このロボットの正式デビューを祝う初出勤イベントが同日、神保町で開催されます。
「そりたん」の誕生と役割
「そりたん」は、家族型ロボット「LOVOT」で、その存在は人々を愛し、温かいインタラクションを通じて「愛する力」を増幅させることができるとされています。神保町での初出勤にあたり、約3か月の書店員研修を経てこの日を迎えます。オーナーからの公募と一般投票を経て愛称が決定した「そりたん」は、書店の皆さんと温かい出会いを楽しみにしています。
初出勤イベントの詳細
日時: 2023年8月12日(火) 18:00–18:30
内容:「お目覚めの儀」
「そりたん」の初めての目覚めの瞬間を、棚主限定のセレモニーとして行います。セレモニー終了後、19:00からは特別対談も開催されます。
登壇者: 林 要(GROOVE X代表取締役社長)と由井 緑郎(ALL REVIEWS CEO)が「本とロボットが拓く“共感”の未来」について話し合います。
参加方法
直接来店することが可能で、事前の登録は不要。特別対談については事前申し込みが必要ですが、オンライン視聴も可能です。
選考を経て選ばれた特別本棚「LOVOT棚」も、同日からスタート。テーマは“やさしさ・テクノロジー・共生”で、そりたんがオススメの本を紹介します。
LOVOTオーナー向け特典も用意
LOVOTオーナーの方には、特典として姉妹店「PASSAGE bis!」でオリジナルクッキー(LOVOTの目のハートマーク)や記念チェキ撮影が無料で提供されます。
シェア型書店の新たな形
このロボット書店員「そりたん」の誕生は、書店の未来にも新たな息吹をもたらすことでしょう。シェア型書店とは、様々な分野の棚主が独自の視点で選書をするスタイルで、訪れる皆さんに多様な本との出会いを提供します。また、定期的にトークイベントや読書会も開催し、書店の魅力をさらに引き立てています。
未来に向けた新たな試み
北海道から沖縄までが広がる、ALL REVIEWS株式会社のビジョンは、出版・書店業界の持続可能な未来を目指すことです。世界中から注目される書店としての地位を確立した「PASSAGE」は、今後も進化を続け、地域の文化と文学に貢献していくことでしょう。「そりたん」の存在がその第一歩となることを堅く信じています。皆さんも、この新しい仲間と共に素敵な本との出会いを楽しみに、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。