新章『義経千本桜』
2026-02-14 22:28:28

30-DELUX OSAKAが贈る『贋作 義経千本桜』の新たな舞台とキャストの魅力

30-DELUX OSAKA 新作『贋作 義経千本桜』が開幕



2026年2月13日、30-DELUX OSAKAが新たな舞台『贋作 義経千本桜』をIMPホールで披露しました。この作品は、30-DELUXが長年にわたり上演してきた“義経シリーズ”の一環で、斎藤美七海さんの脚色・演出のもと、名古屋での公演に続いています。製作総指揮を務める清水順二さんは、現代的な視点を取り入れた新しい『義経千本桜』の創造を目指しており、観客に新鮮な感動を与える工夫がされています。

この作品は、30-DELUX OSAKAにとって初めての「和物」であり、「歌舞伎原作」の挑戦でもあります。関西を中心に活躍する実力派のベテランキャストが参加し、キャスト数は過去最多。壮大な人間ドラマが展開される中、観客を作品の世界へと引き込むのは、語り部役を果たす枝尚人さんです。彼の存在が、劇全体に対する解像度を高めているのです。

最初の場面は、牛若丸(義経)と武蔵坊弁慶が出会う五条橋。牛若丸を演じる村瀬文宣さんは、若々しくフレッシュな演技で観客を魅了しました。一方、弁慶役のIMO*Tさんは軽やかな動きで新たな弁慶像を構築。オープニングでは、メインキャスト全員が集結し、流麗な殺陣を展開。豪華なビジュアルが、目の前で繰り広げられます。そのなかで藤原朝方を演じたDaniel Tomio Coelhoさんの妖艶な舞が印象的で、川連法眼役の清水順二さんは重厚感を持って存在感を示しました。

次に、一ノ谷の戦いや屋島、壇ノ浦といった源平合戦の有名な場面が、素早く展開。義経の快進撃を描きながら、強烈な光が彼の背負う孤独を際立たせ、物語の緊張感を高めます。義経を愛する静御前役の佐月愛果さんは、力強い眼差しで義経を見つめ、観客に安心感を与えました。

また、義経に従う佐藤忠信役の亀田結心さんは、名古屋公演から続投し、圧倒的な存在感を見せました。彼の殺陣やダンスは、共演者たちと同様に華やかなパフォーマンスを披露します。

物語の中では、いがみの権太役を演じる山田拓海さんと弥左衛門役の田中精さんが、悲しい親子の絆を描き、観客の涙を誘います。制作チームは、歌舞伎の重厚感を取り入れつつ、観客に親しみやすい表現を追求しています。

作品のクライマックスでは、桜の花びらが舞う中、戦の結果残された「生」を照らす言葉が交わされます。約2時間半の公演は、源氏と平家のドラマを凝縮しつつ、同時に作品の魅力を存分に引き出しています。30-DELUX OSAKAの新章、『贋作 義経千本桜』は、緊迫した殺陣や歌と踊りを融合したエンターテインメントとして、新たなスタートを切ったのです。

公演は、2月15日まで延長される予定で、特典付きのチケットも販売中。観客は、この新しい解釈の義経を通じて、また新たな感動を体験できることでしょう。劇場に足を運び、ぜひその目で確かめてみてはいかがでしょうか。


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