ABEMAオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』第5話
ABEMAの新しいオリジナルドラマ『スキャンダルイブ』が注目を集めています。第5話では、姉妹の絆が試される衝撃的な展開が待ち受けます。物語は、今もなお話題になっている大手芸能プロダクションの看板俳優・麻生秀人の性加害事件を背景に、夢を追う若い女性たちの痛みと告白を描いています。
話の始まり
物語は、姉・奏(川口春奈)の妹・莉子(茅島みずき)が芸能界で直面した過酷な現実を追います。彼女は小さな芸能事務所に所属し、期待を抱きながら活動を始めたものの、現実は極めて厳しかったのです。
莉子は数年間、プロダクションの期待を背負い高額なレッスン費を払い続けましたが、エンタメ界のシビアな一面を知るには時間が掛かりすぎました。彼女は「これが最後のチャンス」と思い、KODAMAプロダクションが主催するオーディションに参加しますが、結果は残念なものでした。最終審査には残ったものの、グランプリは他の参加者に決まると同時に、彼女は“出来レース”という噂を聞きます。
地獄の一夜
失意のなか、莉子は一通のパーティー招待状を受け取ります。「俳優・麻生秀人も参加する」との言葉に彼女は再び希望を抱きますが、そこから彼女の運命は一変します。パーティーで麻生と二人きりになった莉子は、酔った彼のアプローチを受けることになりますが、その先に待っていたのは彼女の夢を利用する性的加害でした。
彼女は過去の出来事を思い返す中で、「自己責任」と自分を責める葛藤が続く一方、姉の奏は「もう一度、記事を書くために動く」と新たな決意を固めます。二人の絆を深めつつ、莉子の痛みを正面から受け止める決意が生まれる瞬間は、視聴者に強い印象を残しました。
彼女たちの叫び
莉子の告白は、ただの個人の痛みだけでなく、芸能界に潜む深刻な問題に光を当てるものです。「どうして私がこんな目に遭わなければならないのか」と無念の思いを抱えつつも、彼女の告発が彼女自身を救う一歩となるのか、視聴者は次の展開に胸を躍らせます。
第5話を見終わった後、SNS上では「続きが気になる」「感情が揺さぶられる」との声が多く寄せられています。物語の核心には、夢を求める少女たちが抱える現実の厳しさとともに、彼女たちがそれを乗り越える力が描かれていることが魅力の一つです。
次回最終回への期待
次回は最終回、果たして莉子の運命はどうなるのか、そして麻生はこの問題にどう向き合うのか、視聴者は注目せざるを得ません。芸能界の裏に潜む搾取の構造、そしてそれを告発することができるのかどうか、この物語の真実に迫る挑戦となるでしょう。11月24日(水)に放送される第6話をお見逃しなく。
ABEMAオリジナル連続ドラマ『スキャンダルイブ』
女性たちの勇気ある告発に期待が寄せられる中、今後の展開から目が離せません。