映画「ミスターメンリトルミス」の制作が始動！サンリオと名スタジオがタッグを組む

映画「ミスターメンリトルミス」制作開始

サンリオとスタジオカナル、ヘイデイ・フィルムズがタッグを組み、人気キャラクター「ミスターメンリトルミス」の映画制作を発表しました。この新作映画は、英国の作家ロジャー・ハーグリーヴスが描くキャラクターたちのユーモアあふれる世界観を初めてスクリーンに移すもので、家族みんなで楽しめる作品となる予定です。

「ミスターメンリトルミス」は1971年以来、さまざまな性格や個性を持つキャラクターたちを通じて、世界中の子どもたちや大人たちに愛され続けてきました。サンリオが2011年にブランドを買収し、その後もさらなる拡大を続ける中、今度は映画化が実現します。90以上のカラフルで個性的なキャラクターが登場し、英国やフランスを超えて、アメリカ、オーストラリア、アジア各国でも多くのファンを抱える魅力的なプロジェクトです。

今回の映画化は、絵本としての持っていた普遍的な価値やストーリーが基盤となっていますが、よりダイナミックなエンターテインメントとして進化します。アニメシリーズもYouTubeで配信中であり、さらなる展開が期待されています。新作アニメシリーズの第2弾もテレビ向けに制作中とのことで、視聴者を楽しませる要素が盛りだくさんです。

制作にあたっては、ヘイデイ・フィルムズのデヴィッド・ヘイマンが、「ミスターメンリトルミス」の長編映画化は、世界中の愛されてきた物語を基盤にした大胆かつ想像力豊かなプロジェクトであると語っています。また、スタジオカナルのCEOであるアンナ・マーシュも、キャラクターの独自性を活かしたかつてない作品にすることを目指しています。

故ロジャー・ハーグリーヴスの息子、アダム・ハーグリーヴスは、映画化の進行にワクワクしている様子を表現し、父の作品が評価されることに誇りを感じているとコメントしています。リトルミスとミスターメンたちの冒険が、現代の技術でどのように描かれていくのか、期待が高まります。

サンリオ社長の辻朋邦は、この映画を通じて「ミスターメンリトルミス」の魅力を世界中に届けることができることに嬉しさを語りました。90以上のキャラクターが多くの人々を笑顔にし、幸福を広げる役割を果たすとしています。

この映画は、絵本から生まれたキャラクターたちが、付加価値を添えられ、映画としてダイナミックに磨かれる様子は、多くのファンにとって新たな体験となるでしょう。世界中の観客が楽しめる、喜びや遊び心、冒険が詰まった作品に仕上げられることが待たれます。

サンリオ、スタジオカナル、ヘイデイ・フィルムズの3社が力を合わせて創り上げるこの映画は、子どもから大人まで、家族みんなが楽しむことができるエンターテインメントとなること間違いなしです。今から公開日が待ち遠しいですね！