新感覚ミュージカル『白爪草』が2026年1月に開幕！稽古場レポートと魅力をお届け

新作ミュージカル『白爪草』2026年に開幕！

2026年1月8日、SUPERNOVA KAWASAKIにて新作ミュージカル『白爪草』が開幕します。この作品は、数々の舞台で経験を積んだ屋比久知奈さんと唯月ふうかさんが双子の姉妹を演じる新感覚のミュージカルです。12月14日に行われた稽古場披露では、劇中の4曲が初めてお披露目され、その熱気に満ちたシーンが観客を魅了しました。

心理劇とサスペンスの融合

『白爪草』は、心理劇とサスペンスが見事に融合した2人ミュージカルで、観客は360°囲まれた密室空間で2人の濃密なドラマを体感します。逃げ場のない状況で展开されるストーリーは、観る者を引き込む緊張感に満ちており、息をもつかせぬ展開が魅力です。

楽曲の魅力

初披露された楽曲は「ホトトギス」「雑草」「プリザーブドフラワー」「咲き過ぎた蕾」の4曲で、それぞれが姉妹の心情を豊かに描写しています。

- 「ホトトギス」では、蒼（屋比久知奈）が花とともに正社員としての生活を語り、彼女の心に秘めた思いが滲み出ます。
- 「雑草」は、出所した紅（唯月ふうか）が社会から疎外されている様子を表現し、痛切な気持ちが響き渡ります。
- 「プリザーブドフラワー」では、複雑な家族関係が暗示され、母親への思念が詩的に描かれます。
- 「咲き過ぎた蕾」で、紅が双子の存在意義に苦悩する様子が繊細に表現されています。

稽古場からの声

稽古場では、役を演じる二人がそれぞれのキャラクターに対する思いや挑戦を語りました。

屋比久知奈さん（蒼役）は、「新しい挑戦に心が躍る」と述べ、短期間での成長を感じながらもプレッシャーを楽しむ様子を見せました。同じく唯月ふうかさん（紅役）も、「自分の新しい引き出しを見つけている」と語り、彼女らしいアプローチで役に向き合っていることが伝わります。