アクセスしやすい名作文学、始まりました!
昨今、教育の現場において「読書バリアフリー」という言葉が注目を集める中、株式会社岩崎書店の絵本の家事業部が新たに日本市場で独占輸入する本が登場しました。それが、画期的なシリーズ『Symbolised Classics』です。このシリーズでは、絵文字の付いた英文により、名作文学をより身近に感じることができます。
『Symbolised Classics』の魅力
『Symbolised Classics』シリーズは、2024年に英国で特別支援教育を目的に刊行され、特にSEN(特別支援教育)を必要とする大人や子供にも優しい設計がされています。これには、オズの魔法使いやフランケンシュタイン、白鯨、ジャングル・ブック、クリスマス・キャロルなど、世界文学の偉大な作品が含まれています。これら名作が、絵文字という新しい表現を通じて、より親しみやすく、多様な多くの読者に手を差し伸べています。
誰でも楽しめる設計
このシリーズは、読むのが難しいと感じる名作文学に対する障害を減らし、作品の魅力を多くの人々に伝えることを目指しています。短い英文テキストとイラストが組み合わさり、今まで以上にリーダブルな本が完成しました。また、QRコードからアクセスできる身振りサイン動画や、2種類の声のオーディオブックが付いている点も特徴です。これにより、多様な読者が物語を理解し、楽しめるようになっています。
教育現場での導入
特に、教育現場での使用が推奨されている『Symbolised Classics』シリーズ。ディスレクシアの方々への配慮もされており、選ばれた紙の色や手触りにも工夫がされています。公式サイトでは、教師向けの実践的なリソースも提供されており、読書に対する抵抗感を減らしながら教育の質を向上させることに寄与しています。このような取り組みにより、英語を学ぶ全ての人々に、文学を楽しむ入口を提供しています。
推薦の言葉
この革新的なシリーズには、東京大学の脳研究者である池谷裕二教授からも推薦の言葉が寄せられています。彼にとっても、『Symbolised Classics』は言葉の壁を越えて、すべての人々が文学の世界に親しむための強力なツールであるとされています。対象となる読者は非常に幅広く、特に今後も「りんごの棚」などの図書館設置が増えていくことが期待されています。
公式情報
『Symbolised Classics』シリーズの詳細は公式サイトをご覧ください。新しい形の名作文学を手に取って、是非その魅力を体験してみてください。また、オンラインショップにも今夏より商品が掲載される予定です。
問い合わせ先は、株式会社岩崎書店の絵本の家事業部まで。英語学習の新たな一歩を踏み出してみませんか?