吉本興業が世界の番組フォーマットトップ10に選出
吉本興業が、北米のエンターテイメント業界誌「Realscreen」から発表された「Global 100」において、番組フォーマット部門でトップ10に選出されました。この業界誌は毎年、ドキュメンタリー、リアリティ番組、バラエティ番組など、世界中で活躍する制作会社を評価しています。吉本興業はアジアの企業として唯一の選出であり、まさに快挙と言えるでしょう。
選ばれた理由の一つには、吉本興業の人気フォーマットが挙げられます。特に『HITOSHI MATSUMOTO Presents ドキュメンタル』は、世界23カ国・地域で現地版が展開され、大きな反響を呼んでいます。この番組は、松本人志がプロデュースしており、2016年にPrime Videoで配信が開始されました。以降、メキシコを皮切りに各国でリメイクされ、現在では83シーズンが制作されています。
イタリア、ドイツ、メキシコの各国では特に人気があり、ドイツ版は「Top 10 Prime Original Films and Series」で非英語TVシリーズ部門で1位を獲得しました。また、イギリスでの現地版はBAFTAテレビ賞を受賞し、その幅広い支持を証明しています。
海外での高い評価
さらに、吉本興業が手掛ける「HITOSHI MATSUMOTO Presents FREEZE」も海外で高い評価を得ています。この番組は2021年にアジア・テレビジョン・アワードで最優秀賞を受賞し、2024年のMIPCOM CANNESにおいてもベスト・コメディ・フォーマット部門で受賞を果たします。すでにポルトガル、イタリア、ドバイで現地版が放送され、多くのファンを魅了しています。
第1シーズンが終わった昨年には、ポルトガル版がシーズン5まで制作されるほどの人気を集め、今夏にはスペインでの放送も控えています。
最近では、『World HOMERUN Factory~目指せ世界のヒットメーカー~』内の企画『100択 THE ガマン』のアメリカ版開発も進行中です。また、「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!」の「絶対に笑ってはいけない」と「千原ジュニアの座王」についても、グローバル展開に向けた準備が整いつつあります。これらの人気シリーズは、パートナーシップ契約を締結したバニジェイ・エンターテインメントを通じて、フランス、米国、英国などで現地版が制作される予定です。
日本の笑いを世界へ
吉本興業の取り組みは、日本のコメディ文化を世界に広める大きな一歩です。日本ならではの笑いをバックボーンに持つフォーマットは、国境を越えて支持され、多様な文化と融合しながら新たなエンターテインメントを生み出しています。
このような国際的な展開を通じて、吉本興業は日本のエンターテイメント業界の名をさらに高め、未来の可能性を広げる役割を果たしています。この快挙が、今後の芸能界にどのような影響を与えるのか、今後の展開から目が離せません。