「comicoタテカラー漫画賞2024」受賞者発表
NHN comico株式会社が主催する「comicoタテカラー漫画賞2024」の結果が発表され、グランプリには春町つき氏の作品「シーサイドホリデー」と、ネーム部門のグランプリには麦酒アオル氏が選ばれました。これは、過去最多となる14名の受賞者が誕生したことを意味しています。
この漫画賞は、2023年8月から11月にかけて行われ、すべてのジャンルの作品が対象だった「オールジャンル部門」と、特定のテーマに基づいたネームを募集した「ネーム部門」から構成されています。受賞者は、comico編集部による厳正な審査を経て選ばれました。
オールジャンル部門の受賞者
春町つき『シーサイドホリデー』
作品あらすじ: 33歳の主役・友晴が、過労のため祖母の住んでいた蒼波島に帰省し、偶然再会した友の告白に戸惑う姿を描いたラブストーリー。
作者コメント: 「オールジャンル部門でグランプリをいただき光栄です。今後も自分の好きな漫画を表現していきます。」
津呂瀬ムウ『月並みな異色の愛』
作品あらすじ: オンラインで知り合ったレイカに惹かれる真琴が、意外な出来事によって彼女との関係が試されるエモーショナルな物語。
作者コメント: 「準グランプリに選んでいただき嬉しいです。今後も努力し続けます。」
- - 期待賞(賞金5万円)を受賞したのは、命ワヅカ、鰻歯、月星にャろ、なっつ、marin、ゆずのみの6名です。
ネーム部門の受賞者
麦酒アオル(テーマ:ロマンスファンタジー)
作者コメント: 「グランプリをいただき光栄です。これからも楽しい作品を作り続けます。」
たみこ(テーマ:ロマンスファンタジー)
作者コメント: 「準グランプリを受賞できて大変嬉しいです。」
- - 期待賞(賞金1万円)は、Sumiyoshi、御薬袋夢吐、Momo、ゆきんこが受賞しました。
受賞者の今後の展望
受賞した作家たちは、今後comico編集部から支援を受けながら、商業デビューへと進むことが約束されています。これまでの受賞者の中には、多くの成功を収めた作家もおり、現在まで商業作家として活躍する作家たちが数多くいます。
さらに、2025年の「comicoタテカラー漫画賞」の開催が予定されており、今後も次世代の才能を発掘するための活動が続く見込みです。
comicoについて
「comico」は、スマートフォン向けに特化した漫画アプリで、多彩なジャンルのオリジナル作品や外部IP作品を配信しています。これまでのダウンロード数は合計3300万件を突破しており、国内外で多くの読者を魅了しています。今後も品質の高い作品を提供し続けることで、多くのファンに支持される存在であり続けるでしょう。