珠城りょう・石母田史朗が挑むフランス現代劇『LA PERRUCHE』
2025年6月、六本木トリコロールシアターで、珠城りょうと石母田史朗が共演するフランスの現代劇『LA PERRUCHE』(セキセイインコ)が上演されることが決定しました。この劇は、フランス語圏で非常に話題となり、Audrey Schebatが手掛けた作品で、海外での成功を収めています。
世界中で注目を浴びている新作
『LA PERRUCHE』は、最初にパリの「Théâtre de Paris」で大盛況を収め、その後、フランス、ベルギー、スイスといった国々でのツアーを経て75,000人以上の観客を動員しました。さらに、ドイツでは外国の舞台として最高の観客数を誇り、アルゼンチンのブエノスアイレスでも30,000人近くの観客を集めるなど、驚異的な人気を博しています。また、モロッコやポーランドを含む他の国々でも続々と公演が予定されています。国境を越えて多くの観客に愛されるこの作品が、2025年6月に東京で観られるのは、ファンにとって嬉しいニュースです。
舞台ストーリー
『LA PERRUCHE』のストーリーは、ディナーを共にするために友人カップルを招待した夫婦が、彼らの到着を待ちわびる中で展開されます。遅れている友人たちが事故に遭ったのか、喧嘩したのか、あるいは何か別の理由があるのかと不安が募る中、夫婦は次第に自身の生活基盤に話が移り、その過程で夫婦の絆が試されることになります。観客は、この緊迫した状況の中で、果たして夫婦はその絆を保っていけるのか、見どころが詰まった作品です。
出演者の紹介
珠城りょう
珠城りょうは、1988年に愛知県で生まれ、2008年に宝塚歌劇団に入団しました。月組に所属し、2016年には月組トップ男役に就任して以降、数多くの舞台や映像作品に精力的に取り組んできました。最近では、TBS系連続ドラマ『マイファミリー』や映画『わたしの幸せな結婚』に出演し、多様なジャンルでの活躍が期待されています。
石母田史朗
石母田史朗は、1996年に青年座に入団し、多くの劇団作品や外部舞台での活躍を続けてきました。様々な舞台に出演しており、その力量は多くの観客に認められています。最近の主な作品には『同盟通信』や『ジュリアス・シーザー』などがあります。
演出とプロデュース
演出は、日本大学芸術学部演劇学科を卒業した大澤遊が担当します。彼は、平成28年度文化庁新進芸術家海外研修制度の研修員としてイギリスでの経験を生かして、数々の作品を演出してきました。今回の『LA PERRUCHE』でも、彼の新たな演出が楽しみです。
公演概要
- - 公演名:『LA PERRUCHE』〜セキセイインコ〜
- - 原作: Audrey Schebat
- - 翻訳: 佐藤 康
- - 演出: 大澤 遊
- - プロデューサー: 白樹 栞
- - 出演: 珠城りょう、石母田史朗(劇団青年座)
- - 企画製作: Société Le Théâtre Elysée
- - 公式サイト: トリコロールシアター
- - 会場: 六本木トリコロールシアター、東京都港区六本木6-8-15
- - 日程: 2025年6月6日(金)~6月15日(日)
チケットは全席指定で12,000円(税込み)で、イープラスやクラブTRICOLORE THEATERで販売されています。詳細は六本木トリコロールシアター(03-3796-7771)までお問い合わせください。
この新作『LA PERRUCHE』が日本にどのように影響を与えるのか、期待が高まります!