米本学仁、インドで電動バイクCMに挑戦
俳優の米本学仁が、インドの電動バイクE-LunaのCMに登場し、衝撃のデビューを果たしました。このキャンペーンは、2025年2月末から始まり、米本にとってインド市場での初プロジェクトにあたります。CMとそのビジュアルは、インドのテレビ、デジタルメディア、SNSを通じて広く展開されています。
インドの二輪市場は世界最大規模を誇り、電動バイク市場も急成長を見せています。Kinetic Green Energy and Power Solutions Ltd.のE-Lunaは、1970年代に発売された「Luna」を環境に優しい電動バイクとして生まれ変わらせた製品です。今回のキャンペーンでは、昔懐かしい「Chal Meri Luna(走れ!私のルナ!)」というキャッチフレーズを用い、インドの広告界の重鎮Piyush Pandey氏がそのクリエイティブを手掛けています。
CMの中で米本は力士の姿を演じ、E-Lunaにまたがって困っている人々のもとへ駆けつけ、悪者をやっつける姿が描かれています。この強力かつユーモラスなキャラクターは、E-Lunaの魅力を見事に引き出しつつ、どんな体型の人でも安心して乗れる性能を表現しています。
撮影は、アムリトサル空港から車で約5時間の距離に位置する北インドの山奥で行われました。制作チームにはインドのスタッフに加えて、タイのキャスティングチームも参加し、米本は日本からのグローバルなチームの一員として参加。撮影中には本場のチャイが振る舞われ、米本にとって新しい文化体験が待っていました。カットが終わるたびに地元の人々からは写真撮影を求められ、彼は大人気でした。
米本は撮影後に制作チームからの食事に誘われ、車で3時間かけてヒマラヤの麓に位置する町へ移動。そこでダライラマが住まうという雪の降る町を訪れ、一泊してからの帰り道は6時間のドライブとなったと話しています。インドの広大さに驚かされつつ、貴重な体験をさせてもらったことに感謝している様子でした。
米本学仁が出演するCMとそのキービジュアルは、テレビやデジタル、各種SNSプラットフォームで広く展開されています。彼の新たな挑戦とも言えるこのプロジェクトから目が離せません。今後の活躍にも期待が高まります。
米本学仁のプロフィール
役者の米本学仁は、1979年3月9日生まれ、仙台出身で大阪育ち。2007年に映画プロデューサーを目指して渡米し、裏方から映画制作をスタート。2013年にキアヌ・リーブス主演の映画『47 Ronin』でハリウッドデビューを果たしました。以降、ハリウッドを中心に多岐に渡る活動を展開し、2020年からは日本での活動を本格的に開始。昨年の大河ドラマ『鎌倉殿の13人』、今年の『どうする家康』を含む作品でその存在感を示しています。また、インドのプロジェクトの他、インドネシアの映画にも出演するなど、国際的な活動も続けています。2024年にはホリプロインターナショナル社との業務提携も発表されています。
米本学仁の活動は、今後も目が離せない注目の存在です。公式サイト
SUPER UNIVERSAL もぜひチェックしてみてください。