子どもたちに必要な心の力を育む新刊書『立ち直る力を育てる本』発売

心の力を育てる新刊『立ち直る力を育てる本』

近年、子どもたちを取り巻く環境は大きく変化しています。特に、コロナ禍を経て学校環境や家庭、社会の状況は不安定で、子どもたちのメンタルヘルスにも影響を及ぼしています。そんな中で、重要視されているのが「レジリエンス」、つまり精神的回復力です。レジリエンスは、困難に直面したときに、自分を駆り立て、しなやかに元に戻る力を指しますが、この概念を子どもたちにどのように教育するかが重要です。

このたび、実用書や保育書、児童書を発行する株式会社ナツメ社が、4月15日に新刊『立ち直る力を育てる本困難をしなやかに乗り越える「レジリエンス」がわかる』を発売します。この新刊は、特に小学校中学年以上のお子さまに向けて設計されています。

レジリエンスを楽しく学ぶ

本書では、かわいいキャラクター「レジりん」が登場し、読み手とともにレジリエンスについて学んでいきます。レジりんは、ただのキャラクターではなく、読者がレジリエンスの理論を理解し、具体的な取り組みを実践できるように手助けをしてくれる存在です。ページをめくるごとにレジりんの影響力を強く感じることでしょう。

また、本書では身近な悩みや日常生活から、大きな出来事まで、様々なケースを紹介。読者が直面する様々な困難に対処するための考え方や行動を学べる内容になっています。

専門家による具体性のある内容

著者は小林朋子先生。彼女は静岡大学の教育学部で教授として務める傍ら、複数の小中学校でレジリエンスに特化した講座を開催し、その専門的な知見をもとに書かれています。著者の豊富な経験と実績は、確かなエビデンスとして本書に反映されています。読者は、親子で理解しやすい形でノウハウを学べるため、大変実用的です。