『Neu World』第5弾
2025-08-08 15:33:37

未来の心を描く『Neu World』第5弾、柴田勝家の新作小説を公開

未来の心を描く『Neu World』第5弾、柴田勝家の新作小説を公開



内閣府のムーンショット型研究開発事業「Internet of Brains(IoB)」が展開するサイエンスコミュニケーションプロジェクト『Neu World』の第5弾として、SF作家・柴田勝家氏による新たな作品『今日で最後のお化け屋敷』が2025年8月8日に公式サイトで発表されました。この作品は、恐怖生成AIと少女の成長を描いた斬新なストーリーです。

あらすじ


物語は2050年、時代遅れの「絶望館」と呼ばれるお化け屋敷が舞台です。閉館を前に、少女ココロが最後の客として訪れます。彼女は“怖がりな自分”を変えたいと切実に思っていました。そのお化け屋敷では、恐怖を生み出すAI「デイモス」が恐ろしい体験を提供するはずが、ハプニング続きで展開は予想外の方向へ進みます。果たして、ココロはどのように恐怖と向き合うのか?

この新作は、心のバリアフリーをテーマにしたIoBインターフェースチームの小泉愛氏(ソニーコンピュータサイエンス研究所リサーチャー)の研究を基に制作されています。『Neu World』では、未来の技術が私たちの感情や心の在り方にどのように影響を与えるかを探求しています。

柴田勝家氏について


柴田勝家氏は1987年に東京に生まれ、成城大学大学院で文学を学びました。2014年に『ニルヤの島』でSFデビューを果たし、以来数々の受賞歴を持つ著者です。彼の作品は、独創的な世界観と深い人間理解に基づいています。

共創する未来を目指して


『Neu World』プロジェクトは、最先端の研究を一般の人々と結びつけ、より良い未来を共に築くことを目指しています。今回の作品は、誰もが知っている「お化け屋敷」というテーマを利用し、技術の進化によって心の変容がどのように起こりうるのかを思考させる内容です。この取り組みを通して、観客一人ひとりの心との対話が促進され、未来へ向けた意識の変化が生まれることを期待しています。

読者からの声を大切に


作品はすべて無料で提供されており、感想や意見はSNSを通じて#NeuWorldをつけて投稿できます。読者のフィードバックは、今後の研究にとって重要なものとなります。物語がどのように心に響くのか、共に感じあっていければと思います。

このプロジェクトを通じて、SF作品が私たちの未来や心の在り方を考えるきっかけになることを目指しています。皆さんもぜひ『今日で最後のお化け屋敷』を通じて未来を体感してください。

さらに詳しい情報や作品へのアクセスは公式サイトをご確認ください。


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