数学者・時枝正の新刊『こどもの眼・おとなの頭 数理にあそぶ』が登場!
約10年の長い構想を経て、ついに数学者である時枝正先生の初となる単著『こどもの眼・おとなの頭 数理にあそぶ』が9月25日に株式会社日本評論社から刊行されます。この本は、月刊誌『数学セミナー』の2013年4月号から2015年3月号まで連載されていた人気コーナーを元にしており、数学や物理に関心のある多くの読者を楽しませてきました。
時枝正とは?
時枝先生は、多彩な経歴を持つ稀有な数学者です。日本で誕生し、初めは画家としての道を志してフランスへ渡りました。その後、古典語学者としての経験を経て、オックスフォード大学にて数学に転向。さらにプリンストン大学で純粋数学の学位を取得し、その後は世界各地で応用数学や物理に携わる道を歩んできました。現在は米スタンフォード大学の教授として活躍中です。また、著作にとどまらず、AIMS(African Institute for Mathematical Sciences)やYouTubeチャンネル「Numberphile」でも数学の啓発に熱心に取り組んでいます。
書籍内容について
『こどもの眼・おとなの頭 数理にあそぶ』は、読者を数学の魅力に引き込む内容が詰まった贅沢な一冊です。本書では、水の雫の大きさやティーカップを叩いた音、折り紙の工学など、身近な物理現象から思わぬ発想が広がります。この新しい視点から、日常の出来事を数学的に解き明かすことで、より深い理解が得られることでしょう。全24章にわたり、さまざまな数学的な話題が紹介され、最後には数学との出会いを綴った自伝エッセイ「はるいちばん」が収録されています。
内容の一部をご紹介
1.
オビ・クリップ・ワゴムの手品
組み合わせによる数理的な不思議を探求します。
2.
確率のグー・チョキ・パー
確率を使ったゲームの面白さを分析。
3.
ティーカップの音
音の波が数学とどのように結びつくかを考えます。
表紙イラスト
本書の表紙には、時枝先生自身によるイラストが施されており、視覚的にも楽しめる内容となっています。この独特なアプローチが、読者にとっての新たな数学の世界への扉を開くことでしょう。
講演活動と影響力
時枝先生は、2018年、2022年、2026年に開催される国際数学者会議でも講演を行っており、その知識と経験は、数学や物理に関心を持つ若い研究者たちにも広がっています。特に、彼の具体性のある説明や引き込まれるような話し方は、多くの人々に影響を与えています。
読者へのメッセージ
時枝先生は、毎日目にするものに、数学的視点を持って接することの楽しさ、奥深さを教えてくれます。本書を手にとって、多くの人との数学的対話を楽しみ、日常の中にある不思議を発見してみてはいかがでしょうか。数学に興味がある方だけでなく、好奇心を持つ全ての人々にとって価値ある一冊となることでしょう。
書籍情報
- - タイトル: こどもの眼・おとなの頭 数理にあそぶ
- - 著者: 時枝 正
- - 発売日: 2026年9月25日
- - 定価: 2200円(税込)
- - ページ数: 112ページ
- - ISBN: 978-4-535-78787-2
- - 出版社: 株式会社日本評論社
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