小林孝亘の絵本
2025-07-29 11:06:23

小林孝亘が贈る初のアート絵本『さようなら、こんにちは』が刊行

小林孝亘が語る初のアート絵本『さようなら、こんにちは』



2025年7月18日、求龍堂より、小林孝亘の新たな作品『さようなら、こんにちは』がついに出版されました。この絵本は、彼にとって初めての試みであり、深い癒しをテーマにした物語が展開されます。この物語は「森の奥へ戻ってゆく」という静かな旅路を描いており、読み手に心の安息を与えてくれます。

小林孝亘の背景



小林孝亘は1999年より10年以上にわたり、タイのバンコクで活動をしていました。現在は神奈川県逗子に拠点を置き、そのアトリエで新たな作品を生み出しています。彼の作品は日本国内外で評価されており、最近では「生と死」というテーマについて深く考える時間も持つことができました。この経験が本書の制作にも影響を与えています。

物語の内容



『さようなら、こんにちは』は、詩のような言葉で始まり、森へと向かっていく「私」の心の内面と外の世界が交錯する内容になっています。物語の中で、「私」は海へたどり着き、そこで出会う風景や生き物たちと対話しながら、再び森へと戻っていきます。揺れる花や青い蝶、話しかけるフクロウといったキャラクターたちは、謎めいた存在として描かれ、読む者に温かい思考を促します。

アートとしての表現



本書は、小林の細密画技術が光る一冊でもあります。力強いペンと色鉛筆によって描かれた原画は、それぞれが独自の美しさを持ち、読者に強い印象を与えます。求龍堂の制作によって、その色彩や質感は見事に再現されています。「立ちどまることの大切さ」を教えてくれるこの絵本は、癒しの旅のような体験を提供しています。

小林孝亘の新たな表現



絵本制作を通じて、小林孝亘のアートはさらなる進化を遂げています。彼の作品は、日常に潜む非日常を描き出し、私たちの存在について考えさせる力を秘めています。『さようなら、こんにちは』は、静謐な作品を通じて、自己の内面と向き合うきっかけを提供してくれることでしょう。

商品情報と関連展覧会



本書『さようなら、こんにちは』は、上製本でサイズは190×210mm、全40ページで構成されています。定価は3,300円(税込)で、17点の作品が収められています。なお、関連展覧会「小林孝亘さようなら、こんにちは」が2025年7月8日から8月9日に西村画廊にて開催される予定です。

編集者からのメッセージ



本書を通じて、小林孝亘の森の世界に足を踏み入れ、その静けさを感じてみてください。日常の忙しさから解放され、心が癒されることでしょう。この絵本を手にとって、ぜひ物語の森をゆったりと楽しんでください。

求龍堂について



求龍堂は1923年に設立された美術書出版社で、100年を超える歴史を持っています。常に新しい美を追求し続ける姿勢が、この絵本導入の背景にあるのです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

関連リンク

サードペディア百科事典: 小林孝亘 アート絵本 癒しの物語

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。