新しい中世とは
2026-06-29 11:52:54

『WORKSIGHT』第30号が示す「新しい中世」とは何か?

書籍『WORKSIGHT[ワークサイト]30号 新しい中世 The New Middle Ages』のご紹介



株式会社コクヨが6月28日に刊行する『WORKSIGHT30号』。本号では、「新しい中世」というテーマを深堀りし、現代における中世的要素を探求します。この特集では、単なる歴史的な観点だけでなく、私たちの社会状況を反映する新たな視点を提供します。

特集「新しい中世」



中世という時代は、権力が複雑に絡み合った独特な社会でした。帝国や教会、さらには騎士団やギルド、修道院といった様々な権威が、今日に続く社会の基盤を築いてきました。それにもかかわらず、私たちが「中世」をイメージする際には、単に5世紀から15世紀の範囲だけでなく、歴史から現代へと連なる断片的な世界を読み取る必要があります。

現代は情報が氾濫する時代であり、私たちはその不確実性に日々翻弄されています。このような中で、私たちはすでに「新しい中世」を生きているのではないかという問いを提起します。この特集がその洞察の手助けとなるでしょう。

著名な作家であり記号論学者のウンベルト・エーコが、1970年代に「現代社会が新しい中世へ向かう」と予見した言葉をもとに、巻頭ではメディア美学者の武邑光裕がその予言を読み解くとともに、16のキーワードを通して新しい中世の特性を探ります。

これに続いて、心理占星術研究家の鏡リュウジ氏と民俗学者の畑中章宏氏が語る「星読みの民俗学」や、あまり知られてこなかった現代の魔女たちの実態、そして「中世バトルスポーツ」と題して甲冑を身にまとった騎士たちのドキュメントが展開されます。また、現代ゲーム研究者のロバート・ホートン博士への特別インタビューも予定しています。

さらには、国際政治学者の田中明彦氏が、1996年の著書『新しい「中世」』の刊行から30年間の変遷を振り返り、今日の多極化する世界を改めて読み解きます。様々な観点から、私たちを取り巻く現代社会を見つめ直す貴重な内容が詰まった一冊になっています。

書籍情報



この書籍は、編集母体であるWORKSIGHT編集部(ヨコク研究所と黒鳥社)が手がけ、ISBN978-4-7615-0938-5の情報をもとに発行されています。判型はA5変型で、全128ページにわたる内容は、定価1,800円(税抜き)で、全国書店やECサイトでも購入可能です。興味のある方はぜひ、こちらからご購入をご検討ください。

まとめ



昨今の社会情勢を反映しつつ、中世的な要素がいかに現代に影響を与えているのかを見つめ直す本書『WORKSIGHT30号 新しい中世』は必読です。さまざまな専門家による意見や洞察が交差する中で、新たな視点を得るきっかけになることでしょう。書店やオンラインでの販売を通じて、皆様に広く読まれることを期待します。


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