新世代ラッパーKTCHAN、名古屋で圧巻ライブ
2023年3月17日、名古屋のLUGGAGEで新世代ラッパーKTCHANの最新EP『to face』のリリースパーティーが開催されました。この日は、彼女がパーソナリティを務めるZIP-FMの「NONSTOP CALLING」内コーナー「KTKUNとKTCHAN」の最終回の公開収録も行われ、会場は満席。さらに立ち見の観客まで現れるほどの盛況ぶりでした。
イベントのスタートを告げたのは、KTCHANの初期を象徴する曲「BaNe BaNe」。その瞬間、フロア全体が歓声に包まれ、雰囲気は一気に高まります。続いて披露された楽曲「ワンチャン」では、観客のボルテージがさらに上昇し、KTCHANの世界観へと引き込まれていきました。
この日のパフォーマンスで特に印象に残ったのは、彼女の明確な成長です。最新作『to face』で取り入れたUKガラージサウンドを背景に、自信にあふれた姿を見せ、単なる“MCバトル出身”という枠を超えて独自のアーティストとしての存在感を確立していました。
続いてのパフォーマンスでは、『to face』収録の「移ろいを抱きしめる」と「日々を感じて」が披露されました。特に「日々を感じて」では、彼女の“HAPPY”に対する価値観がストレートに響き、観客との深いリンクを感じさせる瞬間がありました。「シンパシー mashi mashi」では、孤独をポジティブに表現し、そのフリースタイルで磨かれた言葉の力が高い表現力と融合していることを証明しました。
ライブの後半では、昨年リリースされた「ホントウノコト。」や「our emotions」といった楽曲を披露。これらの曲はEPの核とも言える存在であり、フロア全体の熱量が一番高まった瞬間でした。KTCHANの表現世界は、更にそのスケールを増していく様子が感じられました。
最後に演奏されたのは「私の幸せは私が決める」。この楽曲のパフォーマンスからは、彼女の音楽が持つ力強さと広がりが強く感じられました。すでに彼女のアンセムとしての輪郭が見え始めており、トラックメイカーESMI MORIとの相性も深まっています。「自分の好きを選んで」というメッセージは、観客の心に響き、圧倒的なパフォーマンスでライブを締めくくりました。
KTCHANは着実にステージを一段階引き上げ、2026年にはさらなる躍進が期待されます。新世代ラッパーの彼女から目が離せません。
KTCHANのプロフィールと音楽活動
KTCHANは2004年横浜出身で、2022年には「高校生RAP選手権」で注目を集め、その年に「戦極MCBATTLE」で新人賞を受賞しました。翌年、アーティストとしてリリースした「BaNe BaNe」がMV関連動画を含めて1,000万再生を突破し、一躍話題の存在に。2023年には「Yahoo!検索大賞2023」でネクストブレイク部門に選出され、2024年には「戦極MCBATTLE」で女性として初めてBEST4に進出。自身初のワンマンライブを渋谷WWWで成功させ、2025年1月には「距離ガール」でメジャーデビューを果たしました。
本作は全国ラジオ・オンエア・チャート1位を獲得し、Billboardの新人チャート「Heat seekers Songs」でも高評価を得るなど、様々なチャートにランクイン。2025年には初の著書「飛んできたナイフは、プレゼントで返したい。」を出版し、作家としてもその才能を示しています。
さらに、2023年10月にリリースされた「ホントウノコト。」は100万再生を突破し、その言葉の力を武器に様々なフィールドで急速に成長を遂げているKTCHAN。彼女の次なる動きから目が離せません。
リリース情報
- - 最新EP『to face』: 2026年3月11日
1. 私の幸せは私が決める
2. our emotions
3. シンパシー mashi mashi
4. ワンチャン
5. 日々を感じて
6. 移ろいを抱きしめる
7. ホントウノコト。
この楽曲は各音楽サブスクで配信されています。
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