なら国際映画祭2025
2025-09-26 12:55:25

若者たちが映画制作に挑む「なら国際映画祭 for YOUTH 2025」大成功の幕

なら国際映画祭 for YOUTH 2025、無事に幕を閉じる



奈良県の特定非営利活動法人なら国際映画祭が主催する「なら国際映画祭 for YOUTH 2025」が、2025年9月21日から23日までの3日間、奈良公園バスターミナルレクチャーホールをメイン会場に開催されました。この映画祭は、未来の映画人を育成する一環として、10代のユース世代が中心となって運営する新しい形の映画祭です。

ユース世代が創る映画祭



「なら国際映画祭 for YOUTH」は、2018年から始まったユース審査員プロジェクトを起点に、2021年から本格的にスタートしました。この映画祭では、若者たちが映画制作から上映、運営まですべての過程に関与し、自らの手で映画文化を創り上げていくことを目的としています。具体的には、「ユース映画制作ワークショップ」「ユース映画審査員」「ユースシネマインターン」という3つのプログラムを通じて、毎年開催されています。

今年の焦点は、若者たちが制作した映画、特にユース制作映画『縁 en』や、NARAtive Jr.の短編映画『やまのべradio』が特別上映された点です。9月22日にはこれらの作品が大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「Dialogue Theater いのちのあかし」で上映され、多くの観客が集まりました。

映画祭初日の盛況ぶり



映画祭の初日は、ショートショート フィルムフェスティバル & アジアの受賞作や、ベルリン国際映画祭の推薦作品が上映されるなど、華々しいスタートを切りました。特にこれらの作品には、若者たちが自らの感性と視点で審査し、選び抜いたものも多く、彼らの主体的な関わりを感じることができました。

オープニングセレモニーでは、映画祭の新たなアンバサダーとして就任したハイヒール・リンゴ氏が登壇し、参加者たちに向けて激励の言葉を送る場面もありました。また、特別上映された『やまのべradio』の制作秘話や背景についてのトークセッションも行われ、観客たちからは大きな反響を得ました。

映画祭を通じて育まれた友情と経験



今回の映画祭では、若者たちが「自分たちの言葉で映画の魅力を語り合い」、互いの意見を尊重しながら熱い議論を交わした様子が印象的でした。彼らは「映画祭は第二の家族」と語るほどの仲間意識を育み、共に苦労して創り上げた映画作品への愛着も感じることができました。

映画祭の最終日には、審査員によって選ばれた「クリスタルSHIKA賞」が発表され、ユース映画審査員たちが自らの言葉で選評を行う姿が光りました。この一連の流れは、映画祭が目指す「ユースの主体性と創造性を育む場」としての理念を見事に体現しています。

次回の開催予定と寄付のお願い



2026年の「なら国際映画祭」は、9月19日から23日の期間に奈良市での開催を予定しています。今後の詳細については、2026年の春ごろに発表される見込みです。また、映画祭の運営には市民や企業からの支援が欠かせません。ふるさと納税を通じてご協力いただけると幸いです。

このように、「なら国際映画祭 for YOUTH」は、未来の映画人を育てる貴重な場として定着しつつあり、来年の開催も多くの人々に期待されています。若者たちの情熱が溢れるこの映画祭、次回もぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。


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