ジャパン・カルチャー・デイズ
2025-02-18 12:01:27

サウジアラビアで「ジャパン・カルチャー・デイズ」が盛況に幕を閉じる!38万人が日本文化に触れる

サウジアラビアでの日本文化祭「ジャパン・カルチャー・デイズ」



2025年の1月23日から2月8日まで、サウジアラビアのダーランに位置するアブドゥルアジーズ王世界文化センター(Ithra)にて、日本の伝統文化をテーマにした「ジャパン・カルチャー・デイズ」が開催されました。このイベントには、38万人以上の来場者が集まり、国交樹立70周年を迎える日本に対する高い関心を示しました。

日本のアニメや現代文化が注目を集める中、イベントは古き良き日本の伝統文化への興味の高さを証明しました。期間中には、展示や日本料理の試食、伝統工芸の実演、生花や書道の体験ワークショップなど、幅広いプログラムが用意され、来場者は多面的に日本の文化を楽しむことができました。また、文学や文化に関する討論やセッションも行われ、人々が日本文化の魅力を深く理解する機会となりました。

特に注目を集めたのは、和太鼓演奏グループ「DRUM TAO」のサウジアラビアでの初公演です。彼らのパフォーマンスは、伝統的な和太鼓の技術に現代的な振り付けと篠笛や琴のメロディーを融合させたもので、観客を大いに魅了しました。また、子どもたちとの交流の場も設けられ、参加者の心に残るステージとなりました。

プログラム内容の詳細



「ジャパン・カルチャー・デイズ」では、さまざまなプログラムが用意され、特に「きもの展」では福島県のアンティーク着物や現代着物が展示され、日本の着物文化の魅力を伝えました。この展示では、明治・大正・昭和時代の着物を通じて、日本の伝統と現代が交差する様子を表現し、文化交流の重要性を訴のえかけました。

一方、「日本車展」では、日本のクラシックカーから最新コンセプトカーまで多彩な車両が展示され、日本の自動車文化の歴史と進化を知る機会を提供しました。サウジアラビアの個人コレクターが所有する貴重な車両も展示され、来場者は日本の自動車技術の深さを体感しました。

また、メタバース体験や、日本映画7作品の上映(スタジオジブリ作品を含む)も行われ、幅広い世代の来場者に楽しんでいただける内容となっていました。映画上映後には、映画「カメラを止めるな!」の監督による特別Q&Aセッションも行われ、大盛況を見せました。

駐サウジアラビア日本国大使の訪問



イベントには、駐サウジアラビア日本国大使の森野泰成氏も参加し、展示を見学したりアーティストや関係者と意見交換を行いました。彼は、サウジアラビアと日本の文化的つながりの重要性を強調しました。Ithraのヘッド・オブ・プログラム、ヌーラ・アルザミル氏は「文化交流がもたらす力がコミュニティにポジティブな影響を与える」とコメントし、今回のイベントが異文化理解の促進に寄与したことを強調しました。

「ジャパン・カルチャー・デイズ」の意義



「ジャパン・カルチャー・デイズ」は、文化や芸術に触れ合うことで国際的な交流を深める貴重な機会となりました。Ithraは多くの異文化プログラムを通じて、コミュニティと世界をつなぐ役割を果たすことに力を注いでいます。サウジアラビアでは今後も日本文化への関心が高まり、さらなる交流が期待されます。イベントの成功を受けて、今後もさまざまな文化プログラムが企画されることでしょう。

詳しい情報は、Ithraの公式ウェブサイトをご覧ください。


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