佐々木朗希が語るインピンジメント症候群とは?杉谷拳士の壮絶な体験談も
最近、元MLB選手の齋藤隆さんや元プロ野球選手の杉谷拳士さんが出演するスポーツ番組『ABEMAスポーツタイム』が話題になっています。特に注目を集めたのは、ドジャースの佐々木朗希投手が公表した「インピンジメント症候群」。この症候群による障害や体験について、杉谷拳士さんの自身の経験談も交えながら深掘りしていきます。
インピンジメント症候群とは?
インピンジメント症候群とは、肩関節において痛みや不快感が生じる状態を指します。投手に多く見られるこの症状は、特にピッチング時に支障をきたしやすいことが特徴です。一般的には肩の筋肉や腱が関節内の骨に圧迫され、痛みを引き起こすことがあるため、選手にとっては非常に深刻な問題となります。齋藤さんは、「この痛みがあると、投げるタイミングで急に強い痛みが出ることもあります」と語り、何気なく見えるプレーが選手たちにとっては大きな挑戦であることを示しました。特に、この症状が原因で球速が落ちたり、コントロールが乱れる場合も多く、佐々木選手もこれが原因で維持していたパフォーマンスが崩れた可能性があると推察されました。
杉谷さんの経験談も印象的です。「インピンジメント症候群は野手にも起こり得る」と語り、彼自身も痛みを抱えながら試合に出続けた苦労を明かしました。野手は投手と異なり、常に投げ続けるわけではないため、一度痛みをこらえてしまえば試合に出続けやすい環境があることが伺えます。しかし、その裏にある葛藤は大きいと考えられます。
齋藤隆が山本由伸の投球術を大絶賛
番組内で、齋藤隆さんは現在活躍中の山本由伸投手についても言及しました。山本投手は最近行われたアスレチックス戦で素晴らしい成績を残しました。齋藤さんはその投球術を「まさに先発投手の理想形」と表現し、具体的なケーススタディを交えながら解説しました。特に、山本投手が強打者から三振を奪ったシーンでは、三球続けて見事な投球を展開し、それぞれの球種がどのように打者に影響を与えるかを考察しました。「完璧な三振」と評するそのストレートとカーブ、スプリットの組み合わせは、野手として挑む杉谷さんの記憶にも強く刻まれていることでしょう。杉谷さん自身が「山本投手のカーブは加速して曲がってきて、思わず振ってしまう」と述べ、その難しさを実感しているようです。
僕が見たかった青空が挑むフットゴルフ
また、番組ではアイドルグループ「僕が見たかった青空」が参加する企画も行われました。メンバーたちは新競技「フットゴルフ」への挑戦を通じて熱い戦いを繰り広げました。サッカー歴のある青木宙帆さんが注目されましたが、思わぬ敗退を喫し、メンバーから励まされて立ち直る姿勢も印象的です。サッカーとフットゴルフには共通点が多く、選抜メンバーに選ばれることを目指しての彼女たちの過程は、視聴者に感動を与えました。
このように、『ABEMAスポーツタイム』では、スポーツの奥深さ、選手たちの苦悩や努力が描かれています。今回の放送分は既に見逃し配信が開始されているので、ぜひチェックしてみてください。
番組概要
- - 放送日時: 5月18日(日)夜10時~10時30分
- - 出演者: 齋藤隆、杉谷拳士、進行:西澤由夏
- - 見逃し配信: こちらから
ワイドな視点で多角的にスポーツ観戦ができる『ABEMAスポーツタイム』は、観る価値が十分にあります!