日本料理の新たな道を切り拓く『銀座 小十の椀と造り 八〇品』の魅力
日本料理の真髄を探求し続ける、東京・銀座の名店『小十』の料理長、奥田透氏の新刊『銀座 小十の椀と造り 八〇品』が2026年8月10日に発売されます。この書籍は、これまでに奥田氏が磨き上げてきた技と、彼が料理に込める思い、そして日本の四季折々の食材をテーマにしています。
料理における本質
料理本にはしばしば見られる「レシピ」が中心となるケースが多いですが、奥田氏の新作では、それだけに留まらず、料理における本質や精神性をも表現しています。温かみのある「お椀」、精細な技が要求される「お造り」など、日本料理の美の象徴である二つのカテゴリーに焦点を当てています。
奥田氏は、食材選びからだしの取り方、さらには盛り付けに至るまで、料理を構成する要素を細かく分析し、具体的な技法とともにその魅力を余すところなく伝えています。
お椀の美しさ
新刊の中で特に注目すべきは「お椀」の章です。日本料理においてお椀は単なる容器以上の存在であり、その中に季節感や料理人の技術、そしておもてなしの心が込められています。なぜ「お椀」が重要なのか、奥田氏は自身の経験をもとに解説。特に各種だしの取り方や、椀種の選定、添え物に関するテクニックは、まさに料理の核心をついています。
お造りの革新
さらに、奥田氏は「お造り」にも革新的な視点を持ち込んでいます。従来の刺身盛り合わせの常識を打ち破り、見た目にも美しく、味わいも格別な作品を紹介。切り方、盛り付け方、器の使い方など、あらゆる視点から「お造り」の可能性を探求します。「お椀」と同様に、食材への愛情と敬意が感じ取れる内容です。
奥田透のプロフィール
奥田透氏は静岡生まれ。若干29歳のときに『春夏秋冬 花見小路』を開店。その後、2003年に東京・銀座に『銀座 小十』をオープンしました。以来、日本料理の真髄を追求し続けており、2011年には銀座五丁目に『銀座 奥田』をプロデュース。今年の受賞歴には、特に厚生労働省から「現代の名工」の称号を受ける等、国内外で認められた料理人です。
書籍の詳細
本書は、208ページにわたり、奥田氏が厳選した日本料理の80品を収めています。美しさと技術を兼ね備えたこの書籍は、料理人だけでなく、家庭料理に興味のあるすべての人にとって貴重な指南書となるでしょう。定価は4,180円(税込)で、書籍のご購入は公式ウェブサイトからどなたでも可能です。
奥田氏の料理哲学と、彼が生み出す創造性溢れる作品を、一冊の書籍を通じて堪能することができるこの機会をお見逃しなく!