ライジングゼファーフクオカが鹿児島に勝利！プレーオフ進出へ弾みをつけた試合の詳細

ライジングゼファーフクオカ逆転勝利

2025年2月22日、りそなグループB.LEAGUE 2024-25シーズンの興奮が福岡で再び沸き起こりました。この日、ライジングゼファーフクオカが鹿児島レブナイズを82-79で下し、プレーオフ進出に向けて大きな一歩を踏み出しました。会場には過去最多となる3,912人のファンが集まり、熱狂的な応援が選手たちを後押ししました。

試合の流れ

試合は激しい攻防戦で幕を開けました。第1クォーター序盤、鹿児島の#23ゲインズ選手が素早いオフェンスでリズムを作り、福岡を圧倒します。福岡は初得点を上げるまでの間に無得点が続き、0-9と劣勢に立たされました。しかし、#5ランダル選手が得点をあげると、チーム全体が目覚めます。

続く第2クォーター、福岡は鹿児島のインサイドの主力選手を欠いていることを活かし、ポストプレーで加点を狙いますが、双方のシュートが繰り返され、前半が終了時点では37-34で鹿児島リード。ターンオーバーが多かった福岡は、この時点で後半の巻き返しを目指すも厳しい戦いが待っていました。

後半に入ると、福岡は#34アギラールの得点で早々に逆転。ところが、鹿児島のゾーンプレスに苦しめられ、得点が滞ります。第4クォーターに突入してもリードを広げられ、54-69という厳しい15点差。しかし、ここからの福岡の反撃が見物です！

魅せる逆転劇

残り時間も少なくなり、観客の力強い声援が響き渡る中、福岡は#1中村とアギラールの得点で点差を詰め、次第に流れを引き寄せていきました。そして、MVPの谷口選手が2連続3Pシュートを決め、ついに逆転に成功。試合終了間際、福岡はディフェンスを固め、見事に3点差を守り切りました。

試合に込められた選手たちの思い

試合後、選手たちはチームの結束を称賛しました。特に浜口炎HCは「選手たちが最後まで諦めずにプレーしたことが成功に繋がった」と語り、選手の力を強調しました。選手の一人、寒竹隼人選手は、「前半のターンオーバーを抑えて後半に集中できたことが勝利の要因」と振り返り、全体の団結力の大切さを再確認しました。

さらに、谷口選手も「観客の声援がチームの力になった」と感謝し、今後の試合への意気込みを示しました。これから残りの試合を全力で戦い、プレーオフに向けた足場を築いていくと誓いました。