さくらももこ新刊エッセイ『たびたび』が登場!
2026年3月25日、さくらももこの新作エッセイ『たびたび』が株式会社新潮社より刊行されました。この本は、雑誌「富士山」に掲載された未収録のエッセイ11編を集めたもので、ももこの旅の楽しさや笑いが詰まっている一冊です。
『たびたび』は、エッセイを通じてさくらももこが自身の様々な旅行体験を振り返ります。体験した場所には、ユトレヒトでミッフィーちゃんの生みの親、ディック・ブルーナさんに会った話や、香港での中国茶の購買体験、さらには京都や大阪、福岡での「食いだおれ」など、ももこならではの視点で描かれています。国内外の旅先で彼女が感じたことやエピソードから、読む人々は自然と笑顔になれることでしょう。
本書のブックデザインは、著名デザイナーの祖父江慎さんが担当。さくらももこと祖父江慎さんは、これまでにも多くの作品で共演してきた素晴らしいコンビでした。残念ながら、祖父江さんは今年3月15日にお亡くなりになりましたが、彼の魅力的な書評が「Book Bang」に掲載されています。この書評は、さくらももことその作品が持つユーモアを余すところなく表現しており、「祖父江節」が光る内容となっています。
ところで、「富士山」とは?さくらももこが編集長を務めたこの雑誌は、2000年に創刊され、すべてにわたる企画や取材、執筆を一手に引き受けた奇跡の雑誌です。全5号が刊行され、その中には数多くの抱腹絶倒のエッセイが収められ、後に『さくらえび』や『またたび』として新潮文庫に収録されています。さくらももこのエッセイの面白さは、彼女の視点や語り口により、日常の中に潜む非日常が巧みに描かれています。
『たびたび』には、以下の興味深いエピソードが収められています。
- - こんにちはブルーナさん: ミッフィーちゃんに出会った感動の瞬間。
- - 福島田舎で遊ぼう!!: 地元の楽しさと温かさを再発見する旅。
- - ももこのやりたいほうだい紀行京都: 京都での自由すぎる旅がもたらす楽しさ。
- - 感動の旅バリ: 美しさ満載のバリでの再会。
- - 大阪満腹満足満喫の旅: 食い倒れの町でのグルメツアー。
- - なんでもおいしい福岡: 福岡での美食探求。
全国的な盛り上がりを見せているさくらももこ展も、彼女の作品の魅力を再確認する良い機会となっており、「たびたび」のリリースと同時に多くのファンが新たな楽しみを見出しています。新しいエッセイを読み進めることで、彼女の世界観に再び浸ることができるでしょう。
推薦の声
著名作家の朝井リョウさんも『たびたび』を推薦しています。「配慮はするけど遠慮はしない」といった、さくらももこの独特な文体は、読者に心地良い余韻を残します。エッセイに詰まった笑いやユーモアは、多くの読者にとって共感できる要素が満載です。
さくらももこが創り出す旅の楽しさと、祖父江慎さんの温かい書評が組み合わさった『たびたび』。ぜひ手に取って、彼女の新しい魅力に触れてみてください。