地域の海と文化を紡ぐアニメ化プロジェクト
一般社団法人日本昔ばなし協会が、新たなプロジェクト「海ノ民話プロジェクト」として、2025年度に向けて「海にまつわる民話」の原案を募集しています。このプロジェクトは、日本財団の「海と日本プロジェクト」の支援を受けて行われ、地域の文化や歴史をアニメとして後世に伝えることを目的としています。
募集内容
現在、全国から地域に伝わる民話(昔話や伝説)を募集中です。特に「海の学び」をテーマにした内容が期待されており、例えば海への畏敬や感謝、水産資源の保護、津波等の災害への備えといった教訓に関連する話が求められています。
アニメ制作の意義
このプロジェクトによって、次のようなメリットが生まれます。
1.
失われつつある民話の伝承
地域に残る民話をアニメ化することで、文化の継承に繋がります。
2.
地域活性化
完成したアニメ作品は教育や観光、地域振興に活用でき、地元企業にとっても新たなビジネスチャンスとなります。
3.
資料としての活用
作品の著作権は協会が保有しますが、活動を推進する場合、申請すれば原則無料で使用可能です。
推薦者資格と制作プロセス
参画を希望する団体は、自治体や法人格を持つ団体に限られており、選定後は地域実行委員会が組成され、制作やPR活動に携わります。アニメ制作にかかる費用は当協会が負担し、進行管理を行います。
応募スケジュール
応募の流れは以下の通りです:
- - 応募意向表明:2025年3月10日(月)17時まで。
- - エントリー送信:第一次締切は2025年3月13日(木)17時、第二次締切は2025年4月8日(火)17時。
特に第一次締切で受付を終了する可能性もあるため、早めの応募が推奨されています。応募方法の詳細は、公式ウェブサイトで確認できます。
応募方法と連絡先
応募に関する不明点や相談がある場合は、海ノ民話プロジェクト事務局まで連絡しましょう。オンラインでの個別相談も可能です。連絡先は以下の通りです:
- - メールアドレス:minwa-pr@umi-nippon.com
- - 担当者:吉田沙織
「海ノ民話プロジェクト」の全貌
日本財団が支援する「海と日本プロジェクト」の一環として実施されているこのプロジェクトは、日本各地に息づく海の知恵を子供たちに伝え、未来へつなぐことを目指しています。海の大切さを次世代に引き継いでいく今の時代に、ぜひ多くの方の応募をお待ちしています。
公式サイト:
海ノ民話公式