発達が気になる子どもを支えるための新たな一冊
明治図書出版株式会社から、2026年7月10日に発売される書籍『発達が気になる子のおうち学習環境&アイテムできた!が増える子育て空間【フルカラー】』が注目を集めています。この本は、発達が気になる子どもたちを育てる保護者に向けて、家庭での学びの環境を整える方法を提案しています。著者のりっきーさんといるかどりさんは、それぞれモンテッソーリ教育と特別支援教育の専門家として活躍しており、両者の知見を融合させた内容に仕上がっています。
発達が気になる子どもたちの現状
文部科学省の令和4年の調査によれば、小中学校に在籍する生徒の約8.8%(およそ12人に1人)が発達障害の可能性を抱えています。この数値は前回調査の6.5%から大きく増加し、全国には70万人以上の子どもが特別な支援を必要としていると推定されています。特に家庭での支援が重要視される中、保護者たちの理解を深めることが求められています。
家庭環境の整備の重要性
子どもが安心して学び、発達できる環境を家庭でも整えることは、学校での支援と同じくらい重要です。本書では、特別な道具や専門的な知識は必要ないとし、家の中で簡単にできる工夫を紹介しています。例えば「始めるタイミング」や「手順を簡潔に見せる工夫」、「物の置き場所の工夫」など、日常生活の中で取り組みやすい内容が豊富に詰め込まれています。
本書の特長
本書の見どころは、全ページフルカラーという視覚的な魅力に加え、著者たちの専門性が際立つ点です。モンテッソーリ教育の「子どもが自分でできる環境づくり」の視点と、特別支援教育の「個別最適な配慮」を組み合わせた内容が、その独自性を生んでいます。また、学習やスケジュール管理、身支度、コミュニケーションなど、10のテーマにおいて約40項目の実践アイテムを具体的に紹介しているため、すぐに試せる工夫が盛りだくさんです。
例えば、親子で使えるスケジュール管理のための絵を取り入れたボードや仮定のチェックリスト、モールを使った文字づくり、数字スタンプの活用法など、実生活で役立つアイデアが多数掲載されています。これにより、家庭での学びを支援するための具体的な手法を簡単に実践できます。
著者の紹介
著者のりっきーといるかどりは、それぞれ家庭と学校という異なる現場から発達が気になる子どもたちへの支援に取り組んできました。りっきーさんはモンテッソーリ教師で、2児の母でもあり、家庭内での学びに関する講演やオンラインコミュニティを運営し、保護者たちの理解を深める活動を行っています。一方、いるかどりさんは、小学校の教諭及び特別支援教育コーディネーターとして活動する傍ら、環境デザインや心理士の資格を持ち、多くの教育者を指導してきました。
このように、いずれも発達が気になる子どもの支援に特化した専門家たちが寄り集まり、家庭でできる具体的な支援方法を提案する本書は、読者にとって貴重な情報源となることでしょう。
書誌情報
- - 書名: 発達が気になる子のおうち学習環境&アイテムできた!が増える子育て空間【フルカラー】
- - 著者: りっきー、いるかどり
- - 発売日: 2026年7月10日(金)
- - 定価: 1,870円(税込)
- - 仕様: A5判/144頁
- - ISBN: 978-4-18-911128-3
- - 発行: 明治図書出版株式会社
家庭での学びをサポートするための新たなツールとして、本書を手に取ってみてはいかがでしょうか。