奥田民生が語る『震える写真集』の楽しさ
FMヨコハマで放送中のポッドキャスト「キイテルちょめラジ」では、アートディレクターの安齋肇さんと俳優の山本圭祐さんが毎週水曜にさまざまな話題を届けています。最近の放送では、名シンガーの奥田民生さんがゲストに招かれ、彼がかつて手がけた秘蔵企画『震える写真集』の裏話を披露しました。これは、奥田さんにとっても思い出深いプロジェクトとなっているようです。
「震える」とは?
安齋さんがパンフレット制作の過程で「動画は使用しない」という約束をしていたため、奥田さんたちは「震える写真集」というユニークなアイデアを考案しました。これまでにない試みとして、静止画なのに被写体が「震えて」いるという、不思議なコンセプトの作品を制作したのです。
山本さんが「震えるってどういうことですか?」と尋ねると、奥田さんは「心意気は写真 but 動画なの(笑)」と答えました。これは、被写体がじっと動かない状態を維持しながら、手などが微妙に震えるという技法。わずかに動くことで生まれる面白さは、撮影に携わった人々にとっても新鮮な体験だったようです。
制作の苦労
奥田さんは「めっちゃ大変なのよ!」と語ります。例えば、卓球の場面では静止画で球の軌道を表現するために、ピンポン球を針金で固定し、奥田さん自身がラケットを手にして顔をキメながら動画を撮影したのです。その様子を聞いた安齋さんも爆笑。「全員震えてるのよ!」という奥田さんの言葉には、撮影を通じて感じた疲労感と楽しさが詰まっています。
また、さまざまなシーンが用意され、ライブの瞬間やゴルフの打ちっぱなしのシーンなど、見る人たちが楽しめる工夫が凝らされていました。しかし、これを作り上げるためには並々ならぬ労力がかかったことも明かされ、誰もがその裏にある努力に感謝することでしょう。
謎の「震える写真集」とは?
奥田さんが語る「震える写真集」は、過去の作品であるにもかかわらず、今では所有している人だけがその全貌を見ることができるといいます。非常にユニークな試みであることから、その作品の内容にぜひ触れてみたいものです。
終わりに
3週にわたって奥田民生さんがゲスト出演する「ちょめラジ」のエピソードは、ポッドキャストでも配信中。ラジオ番組としても魅力的だが、奥田さんのトークには特に注目が集まります。これを機に、奥田さんの音楽やアートに関する新たな発見があるかもしれません。
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