映画『認知症世界の歩き方』が英語圏でクラウドファンディングを開始
映画『認知症世界の歩き方』が挑む新たな認知症観
特定非営利活動法人イシュープラスデザインは、認知症とともに幸せに生きる人生を描いた映画『認知症世界の歩き方』の制作を発表し、全世界8カ国を対象にしたクラウドファンディングを開始しました。このプロジェクトは、認知症が特定の誰かの問題ではなく、全ての人に関連する課題であることを認識してもらうための重要な一歩なのです。
クラウドファンディングの始まり
映画の製作資金を募るため、クラウドファンディングの第一弾として、英語圏（アメリカ、イギリス、カナダなど）でのキャンペーンが2025年6月2日よりスタートします。その後、フランスや台湾などでもグローバルに展開される予定です。各国でのクラウドファンディング期間は、以下の通りです。
- - KICKSTARTER（英語圏）
目標金額: 100万円
- - ULULE（フランス）
目標金額: 100万円
- - Zec Zec（台湾）
目標金額: 500万円
この映画は、認知症の現実を様々な視点から捉えることで、人々の意識を変え、より良い社会の実現を目指しています。参加者が共に資金を提供することで、全世界での認知症に対する理解が深まることを期待しています。
「旅人たちと巡る、世界の“認知症”」イベント
さらに、クラウドファンディング開始を記念して、トークイベント「旅人たちと巡る、世界の“認知症”」が2025年6月より開催されます。このイベントでは、各地の認知症の事情や先進的な取り組みについて、旅人たちと語り合います。国境を越えた対話を通じて、認知症との向き合い方の多様性について理解を深めることができるでしょう。
参加者は世界中の仲間たちと共に新しい認知症の見方に触れる貴重な機会を得ることができます。このイベントは、社会のあらゆる人々が認知症問題に対する意識を変えるきっかけとなることを目指しています。
イシュープラスデザインの取り組み
イシュープラスデザインは「社会の課題に、市民の創造力を。」を合言葉に、2008年から地域や日本、世界が抱える社会課題に対して取り組んできました。その一環として、東日本大震災のボランティア支援や、地域の健康支援など、様々なプロジェクトを展開してきました。今回の映画プロジェクトもその一つであり、認知症の方が安心して過ごせる社会作りに寄与することを目指しています。
プロジェクト詳細はこちらでチェックしてください。これからの展開にぜひご注目を！
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