七代目三遊亭円楽の半生記
2025-06-12 10:58:00

七代目三遊亭円楽が語る落語の道のりと魅力、半生記発売!

七代目三遊亭円楽が描く落語人生が明らかに!



2025年6月12日に、竹書房から発売される書籍『円楽への道七代目三遊亭円楽半生記』は、落語ファンや芸能界の関係者にとっても特別な意味を持つ作品です。著者である七代目三遊亭円楽がどのようにして落語の道を歩み始め、師匠や同胞と共に成長してきたのか。その半生を綴ったこの本は、単なる伝記にとどまらず、落語の魅力と奥深さを伝える貴重な資料でもあります。

幼少期の思い出と落語との出会い



著者は、小学生の頃、父である三遊亭好楽がテレビに出ていることが恥ずかしいと感じ、周囲からからかわれた経験を持っています。「好楽がいるから、ラーメン屋なんて言われたくない!」と友人には嘘をつくほどです。そんな彼が大学生になり、落語に対する考えが変わるきっかけとなったのが、映画との出会いでした。「こんな素晴らしい芸能が存在するなんて」と衝撃を受け、父の師匠、五代目三遊亭圓楽に入門することになります。

師匠からの大ネタと学びの精神



入門後すぐ、五代目圓楽からは大ネタを教わる厳しい教育を受けます。それに加えて、春風亭小朝からも可愛がられる彼の姿勢は、流派を問わず稽古を受ける姿勢に裏打ちされています。こうして彼は、東京はもちろん上方からも愛される若手真打へと成長していくのです。

七代目襲名の瞬間



六代目円楽からの「七代目円楽は王楽に」という言葉が、彼の襲名を後押しします。ここに至るまでの努力と、父との不思議な親子関係が背景にあります。実の親子でありながら兄弟弟子のような関係を築くことで、著者は落語界での地位を確立していきます。

人生における落語への愛



著者は、半生記を通じて常に落語への愛情を述べています。彼が如何に二世落語家の立場を超え、努力を重ねてきたのか。周囲の影響を受けながらも、自己を確立しようとした姿は、多くの人々に感動を与えるでしょう。三世代にわたる円楽の存在が語られるこの本は、落語がどのように継承されていくのかを示しているとも言えます。

書籍詳細とイベント情報



  • - 書名: 『円楽への道七代目三遊亭円楽半生記』
  • - 著者: 七代目三遊亭円楽
  • - 発売日: 2025年6月12日
  • - 仕様: 四六判並製/256ページ
  • - 予価: 2,500円(税込)
  • - 公式サイト: 竹書房商品詳細

また、著者の襲名披露を記念したサイン会も開催されます。各地で行われるイベントは、ファンにとって貴重な機会です。
  • - 6月15日: 大阪サンケイホール ブリーゼ
  • - 6月22日: 愛知岡谷銅機名古屋公会堂
  • - 7月4日: 新潟りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館
  • - 7月20日: 山口下関市市民会館
  • - 7月21日: 福岡市民会館

この書籍とイベントは、落語の魅力を再確認させてくれる素晴らしい機会です。ぜひ、七代目三遊亭円楽の人生故事を通じて、落語の深い世界に触れてみてはいかがでしょうか。


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