クトゥルー神話を読み解くための新刊登場!
怪奇作家H・P・ラヴクラフトの魅力を探る一冊、「ラヴクラフト語辞典」がいよいよ発売されます!この書籍は、ラヴクラフトの作品やその影響を受けた文化を体系的に解説した、ファンにとって必携のガイドブックです。
H・P・ラヴクラフトとは?
ラヴクラフトは20世紀初頭に活躍した作家で、彼の創り出した「クトゥルー神話」は、現代のホラーやSF、ファンタジー作品に多大な影響を与えました。彼の執筆した作品は、文学のみならず、映画やゲーム、漫画と様々なメディアに息づいており、クトゥルー神話のファンはますます増えてきています。
より深く掘り下げるための辞典
「ラヴクラフト語辞典」では、ラヴクラフトおよびその作品世界を五十音順に整理した膨大な用語が網羅されています。各項目には、ラヴクラフトの生涯や作品の詳細、神話の内容に加え、彼に影響を与えた時代背景や人物についても詳しく解説されています。これにより、作品そのものの理解が深まるだけでなく、境界のない文学の世界に触れることができます。
イラストで蘇る幻想の世界
本書の特筆すべき点は、そのビジュアル面にもあります。各項目には、ラヴクラフトの作品の雰囲気を捉えた美しいイラストが豊富に掲載されており、読者は視覚的にも楽しむことができます。幻想的かつ恐ろしい世界観をイラストを介して感じ取ることができ、より深い理解が得られるでしょう。
新たな発見「虫けら爺さん」
さらに、本書にはラヴクラフトの短編作品「虫けら爺さん」が収録されています。これは商業初翻訳となる貴重な作品で、ラヴクラフトの1917年以前の作品として日本では初めての紹介です。これにより、彼の作品の幅広さと奥深さを実感できる貴重な機会となります。
様々なコラムや地図も充実
他にも、ラヴクラフトの食生活や映画化された作品についてのコラムがあり、さらにアーカムやインスマスなどの架空都市の地図も掲載されています。これらの情報は、作品への理解をさらに深めてくれるでしょう。
著者とイラストレーターのプロフィール
書籍の著者は、森瀬繚さん。彼は著名なクトゥルー神話研究家であり、多くの関連作を手掛けてきました。イラストは、梶原陽輔さんが担当しており、彼自身もラヴクラフト作品に強く影響を受けている作家です。
書籍仕様
「ラヴクラフト語辞典」はA5判で272ページ、価格は2,200円(税込)で、発売日は2025年2月12日です。今回の書籍は、ラヴクラフトファンのみならず、これからクトゥルー神話の世界に触れたいと思っている方にも非常におすすめです。
心を震わせる未知の恐怖と謎が詰まったラヴクラフトの世界へ、ぜひ一歩踏み出してみてはいかがでしょうか。