大腸がん手術後の心強い味方
大腸がんは、現在男女ともに最も多く診断されるがんの一つです。日本では毎年15万人以上がこの病と戦っています。手術後の患者さんは、腸を切除したことによるさまざまな体調の変化に直面します。その中で、食事に関する不安や疑問が急増するのは当然のことです。「術後何を食べたらいいのか?」「食べてはいけないものはあるのか?」と悩む多くの方々のために、株式会社主婦の友社が新たにリリースするのが、『国立がん研究センターの腸を切った人が元気になる食事230』です。
レシピ集の特徴
このレシピ本は、国立がん研究センターの監修により、科学的根拠に基づいた情報と実績が豊富な内容となっています。具体的には、退院直後から3カ月間にわたる食事、回復期に必要な食事、そして腸に優しい食事の基本など、230ものバリエーションに富んだレシピが収められています。これにより、患者さんは自分のライフスタイルや体調に応じて、無理なく食事を楽しむことができるのです。
手術後の食事に関する基本ルール
腸を切る手術を受けた患者さんは、食事に対する不安を多く抱えています。このレシピ本では、成功的な術後生活を送るための基本ルールとして、以下の6つを提案しています。
1. 1日3食を規則正しく、バランスよく食べること。
2. 一度に多く食べず、少量ずつ。
3. お腹の張りを感じたら1食を減らす。
4. よく噛んで、食べるペースをゆっくり。
5. 消化しやすい食品から始める。
6. 食物繊維は控えめにする。
これらのルールを参考にしながら、自分に合った食事のスタイルを見つけていきましょう。
食事を楽しむためのヒント
食事は生活の中でも特に楽しい時間でありたいものです。本書では、腸を切った人が食事を楽しむための5つのヒントを紹介しています。
1. 食事はゆとりを持って、楽しんで。
2. 市販品を賢く活用する。
3. 食べづらかったものは記録しておく。
4. トラブルを一人で抱え込まない。
5. 食べづらい時は、栄養補助食品を利用する。
これにより、食事が心配の種にならず、むしろ日常の楽しみを再発見できるでしょう。
お役立ちの作りおきレシピ
忙しい毎日の中で、食事の準備が大変だと感じる際には、作りおきレシピが頼りになります。本書では、お肉や魚、卵を使った作りおきレシピとそのアレンジ方法も提案されています。たとえば、ミートソースを作り置けば、パスタやドリアなど多彩な料理に再利用できます。
間食の取り入れ方
食べられる量が限られている時にも、間食をうまく取り入れることでエネルギーを補充することができます。おにぎりやスープ、そしてコンビニで手に入るおやつをうまく利用して、効果的に栄養を摂取しましょう。基本は「体調を見ながら、少しずつ食べること」ですので、焦らずに徐々に通常の食事へ戻していきましょう。
まとめ
このレシピ集は、腸を切った人だけでなく、健康を意識するすべての人にも役立つ内容です。内容は大腸手術後の食事のポイント、退院後のおすすめ献立、食べやすいレシピ、症状別の克服レシピなど多岐にわたります。大腸がんに関する基礎知識も含まれており、食事を通じて家族全員の健康を支える役割も果たします。
税込1980円で、2026年3月30日から公式に発売開始。日常の食卓に新たな風をもたらす一冊です。