著者・堀田秀吾氏の新作『科学的に正しい[お金が貯まる]習慣』は、ハーバードやスタンフォードなど、世界の一流大学の研究をもとにしたなかで、お金を貯めるための有用な習慣を厳選して紹介しています。
本書は、70万人以上の人々の生活を変えた実績を持ち、特に「貯金ができない」と悩む多くの人々に向けて書かれています。その一因として、意志の弱さや収入の多寡という一般的な理由ではなく、私たちの脳や心に潜む「クセ」が 問題であると提唱します。
自分の「貯蓄タイプ」を知る
まず、本書の第1章では、自身の性格にマッチした貯蓄方法を見つけるための科学的診断が行われます。たとえば、ビッグファイブ性格分析を使い、あなたのお金との相性をはっきりさせます。さらに、自分が「アリ」タイプなのか「キリギリス」タイプなのかを判別するための診断も用意されています。このように、自分を知ることで効果的な貯蓄習慣を身につけるアプローチが示されています。
意志を使わずに貯蓄を増やす方法
第2章では、貯蓄をストレスフリーで増やす方法が探求されています。「お金に名前をつける」といった戦略や、月給が入った瞬間に自動的に貯金される仕組み、または自分に優しい制限をかける方法など、意志を使わずに貯蓄を増やす手法が解説されています。これらの工夫を通じて、日々の生活に無理なく貯蓄を取り入れることができるのです。
無駄遣いを断つためのカギ
第3章では、貯蓄を妨げる脳のクセを断ち切る方法が提案されています。「衝動買いのサイン」を理解することで、無駄遣いを減少させる手法や、お金の流出を「見える化」するだけで効果的に管理する方法が取り上げられています。これにより、感情的なお金の使い方を見直すことができ、理性的な判断が生まれやすくなります。
心の健康とお金のハッピーな関係
第4章では、貯蓄を通じた心の健康と幸福な関係について考察されています。例えば、未来の自分をリアルにイメージすることで、より合理的なお金の使い方ができるようになるといった内容が紹介されています。また、「より多く買う=より幸せ」という幻想を捨て去ることで、物質主義から放たれる方法も考えられます。
楽しい貯蓄法へのアプローチ
第5章に進むと、貯蓄をもっと楽しくするためのさまざまな工夫が示されています。大きな目標と小さな目標を両立させる「二段階貯蓄法」や、昇給するたびに特に貯蓄が自動的に増える仕組みも提唱されています。このように、遊び心を取り入れた貯蓄が習慣化することで、日々の生活にプラスの変化をもたらすかもしれません。
投資に関する知識
最後の第6章では、堅実な投資習慣について語られています。「見すぎない方が増える」といった近視眼的損失回避の罠を避けることや、間違った投資判断を回避するための知識を深めることが奨励されます。投資に必要なリテラシーを身につけ、一層の資産の成長を目指していく内容です。
著者のバックグラウンド
堀田秀吾氏は、明治大学の教授であり、心理言語学や法言語学の分野で貢献しています。70冊以上の著書を執筆し、NHKラジオなどでも専門家として広く認知されています。彼の最新作は、確実に今後の資産形成に役立てられるでしょう。
この一冊を手に取ることで、新たな視点からお金の使い方や管理法を見直し、資産形成に役立てることができるかもしれません。興味を持った方はぜひ手に取ってみてください。