日本橋 Music Liverが築く新たなアーティストの道
東京の日本橋で、次世代アーティストを発掘するために毎週金曜日に開催されるストリートライブイベント『日本橋 Music Liver』は、地域公認の貴重なイベントとして注目されています。主催は、日本橋 Music Liver 実行委員会で、代表取締役の嶋崎琢也氏が率いる株式会社スパートです。
このイベントは、110組以上のストリートミュージシャンが参加し、行き交う多くのオフィスワーカーや訪日旅行客から温かい声援を受け、地域レベルでの芸能文化の支えとなっています。地下歩道という独特の環境に設けられたステージは、天候に左右されず、快適な気温を保つため、アーティストたちにとっても非常に評判が良いです。
ストリートライブを行う二つのステージ
日本橋 Music Liverでは、SILVER STAGE(日本橋室町三丁目地下歩道)とBRONZE STAGE(日本橋案内所前)の二つのステージが設けられています。おおよそ隔週金曜日にはSILVER STAGEでのパフォーマンスが行われ、一方で毎週金曜日にはBRONZE STAGEが稼働しています。エリアにおけるストリートミュージシャンの登竜門的な存在となるよう、登録アーティストのみが参加できるコンテスト形式のライブ企画や、アワードイベントも計画されており、ここからメジャーデビューへの道が開かれる可能性があります。
地域との連携
また、周辺の商業施設や地域の商店とコラボレーションすることで、エリアの理解を深め、ライブ終了後には飲食店でのファン交流イベントを開催するなど、地域と連動した施策が充実している点も特徴です。
12月19日のイベント
特に注目すべき日程は12月19日です。この日は、様々なジャンルでの才能を持つバンド「naf.」、舞台で活躍する「遠藤清一郎」、メッセージ性の強い楽曲を作り続ける「soee」が登場。各アーティストがメインステージでパフォーマンスを披露します。ライブは無料で参加でき、17:30から始まり、naf.の後に遠藤清一郎、そしてsoeeがパフォーマンスを行います。
アーティスト紹介
naf.
2024年に結成されたnaf.は、伊藤昌弘(Vo,Gt)と共に他メンバーである前田竜希(Ba)、宮内告典(Dr)の三人で構成されており、ジャンルを越えてさまざまな表現で活動しています。これまでにメジャーからインディーズまで幅広く活躍し、2025年8月には待望の1st EP「Snuggle」をリリース予定です。
遠藤清一郎
宮城出身の遠藤清一郎は「魂の歌うたい」として、剣道を学んだ背景を持ち、歌手としての道へ進みました。最近では現役歌王JAPANにも出演し、2024年1月29日にはZepp Shinjukuでのワンマンライブを決行します。
soee
日本で生まれ育った韓国人シンガーのsoeeは、2021年から音楽活動を開始し、ポジティブなメッセージを届ける楽曲を作り続けています。特に、挑戦する人々への寄り添いを大切にしており、その音楽の優しさは多くの人々に希望を与えます。
終わりに
日本橋 Music Liverは、ただのストリートライブではなく、アーティストに新たなキャリアの可能性を提供する場でもあります。特に12月19日のライブにおいては、観客がアーティストたちのパフォーマンスに触れ、心温まる瞬間を体験できることでしょう。今後もアーティストたちの成長や、美しい曲がこの場所から生まれることを期待しています。