人気YouTubeチャンネル「ほんタメ」で第10回文学賞発表
最近、人気のYouTubeチャンネル「ほんタメ」が第10回ほんタメ文学賞を開催し、多くの注目を集めています。教育系YouTuberのヨビノリたくみさんと女優の齋藤明里さんがMCを務め、本好きにはたまらない内容となっています。
受賞作がLIVE配信され、2026年9月5日(土)に行われたその発表で、著者・一木けいさんの『嵐の中で踊れ』が「あかりん部門大賞」に輝きました。この作品は、2025年12月25日にNHK出版から刊行され、初めての大賞受賞に喜びを隠せない様子の一木さんが、オンラインで生出演し、受賞の感想や執筆に至るまでの思いを語ってくれました。
「ほんタメ文学賞」のユニークなスタイル
「ほんタメ文学賞」は、MCふたりがそれぞれミステリー部門と純文学・エンタメ部門の候補作を紹介するという、斬新な形式の文学賞です。これまでに登録者数15.7万人を誇るこのチャンネルは、本好きの視聴者からの支持を得て、毎回新たな発見を提供しています。
今回の受賞を機に、一木けいさんは自身の作品『嵐の中で踊れ』の魅力をさらに引き立てるコメントを寄せました。「黒歴史やコンプレックスを吹き飛ばそうと書き始めたが、気づけば、そうした苦悩を抱える人々の姿を描いていました。」と語り、デビューから8年の間、読者への感謝の気持ちを伝えました。
『嵐の中で踊れ』の魅力
『嵐の中で踊れ』は、複数のキャラクターの視点から描かれたノンストップ青春群像劇です。物語は、好きな同級生に素直になれない男子高校生や、埋めがたい夫婦関係に悩む詩人、そして女性に不自由したことはないが元カノを忘れられない青年たちなど、さまざまな人物が一堂に会して織り成すドラマを描いています。彼らは嵐の中、偶然集まった避難所で、それぞれの「いちばん会いたくなかった人」と再会し、対面することによって過去との決着を求めるのです。恋心や後悔、秘密といった感情が交錯する中で、新たな化学反応が生まれ、彼らの関係性が変化する様子が描かれています。
物語の核心
物語は、「最高なことは最悪のときに起きるのかもしれない」というテーマに沿って進行します。嵐という厳しい環境の中で交わる青春たちのドラマは、時に不条理で、時に甘酸っぱいものとなり、読み手を惹きつけます。
特に注目すべきは、彼らが抱える複雑な感情や葛藤であり、最終的にどのようにそれらを克服するのかが物語の大きな見どころです。文学愛好者にはたまらない、エモーショナルな作品となっています。
受賞を記念するキャンペーン
受賞を記念して、一木けいさんのサイン本が販売されるキャンペーンも実施されます。芳林堂書店高田馬場店や大垣書店堀川新文化ビルヂング店でのオンライン申し込みが可能です。お宛名を直筆してもらえるこのチャンスを逃さずに。
新たな文学の才能が開花した瞬間を、ぜひお見逃しなく!*