ジャズ愛好家の皆様、待望のニュースがやって来ました!ヴィーナスレコードと音元出版のタッグによる、優秀録音セレクションSACDの第2弾「Venus Audio Grade SACD Selection Vol.2 by Yoshiyuki Ishida」が2025年8月20日に発売されます。この新たな音源は、リスナーにとって音楽体験をさらに深めるものとなるでしょう。
ヴィーナスレコードは、1992年にプロデューサーの原哲夫氏によって設立された、ジャズを専門としたレコード会社です。独自の音へのこだわりから数々の優れたアーティストの録音が行われてきました。特に彼の手によるミックスやマスタリングは定評があり、リスナーから高い支持を受けています。音元出版とのコラボレーションは、専門誌のオーディオ評論家たちが選りすぐった楽曲を厳選し、再生音のクオリティにフォーカスしています。
今回の作品には、評論家の石田善之氏が選択した楽曲が収録されています。彼は、「このセレクションは、積極的に前に出る鮮度の高いジャズ・サウンドを体感できる」と評価しています。収録される楽曲は、かつての名曲から新しいアプローチでアレンジされたものまで、多岐にわたっています。
このSACDには、以下のような魅力的なトラックが収録されています。
1.
Those Were The Days(7:35): ジェリー・ウェルダン・カルテットによる切ない演奏
2.
But Beautiful(6:12): バーバラ・キャロル・トリオの優しいバラード
3.
Django(6:09): サー・ローランド・ハナ・トリオの情熱的なサウンド
4.
Scenes From Childhood - op15 #1(5:44): リッチー・バイラーク・トリオによる心に残る旋律
収録曲は計10トラックで、美しいジャズの音をじっくり堪能できる内容となっています。石田氏は「選曲は非常に難しかったが、その中で音の鮮度感、楽器との距離感、響き感のバランスを重視した」と語ります。また、音質だけでなく、選んだ楽曲そのものも聴く価値があると強調しています。
SACDは、音質の追求においては高い評価を受けており、特にダイナミックで立体的な音像感を提供します。良質な音楽と録音の融合は、まるで美術館での名画を楽しんだ時のような感動を与えてくれることでしょう。
そのため、ただ「聴く」のではなく、まるで「向き合う」ような新しいジャズ体験が待っています。リスニング時には、十分な音量でスピーカーから流れる音楽を前に、真剣に耳を傾けてほしいというメッセージが込められています。これが本物のジャズ鑑賞、オーディオ鑑賞であると。
この貴重なSACDは音元出版のECショップ「PHILEWEB.shop」にて、4,950円(税込)で販売されます。音楽だけでなく、ジャズの美しさと音質の深みを楽しむための一枚としてぜひ手に取っていただきたいです。また、同ショップでは第1弾タイトルとのセット購入での割引も実施中です。
ジャズを愛するすべての方々にとって、音楽の奥深い世界を再発見できる素晴らしい機会となります。この作品を通じて、ヴィーナスレコードの音への情熱を感じてほしいと思います。ジャズ愛好家の皆様の期待に応える一枚となることを願っています。