2025年2月に「マンガの原理」が発売！プロの技術が学べる一冊

新たな漫画制作の扉を開く『マンガの原理』

株式会社KADOKAWAから、2025年2月4日に待望の書籍『マンガの原理』が登場します。本書は、漫画の世界で名を馳せている大場渉、森薫、入江亜季という三人の著者が、漫画制作にまつわる理論と技術を詳しく解説した一冊です。

漫画制作の基礎から応用へ

『マンガの原理』では、漫画制作に欠かせない基本的な技術から高度なテクニックまで、実際の作例を用いて丁寧に説明されています。努力しているにもかかわらず、周囲の環境に恵まれないせいでプロの道を歩めないという情況は、もう過去のものです。本書を手元に置けば、プロフェッショナルの技術に近づくことができます。

コマ割りと視線誘導の原理

本書の中でも特に注目したいのが、漫画制作で肝要な「コマ割り」の原理です。著者の一人、森薫は、時間を空間に変換する「コマ割り」の基本的な考え方を詳しく解説しており、変則的なコマ割りに悩むことはもはや不要になります。

また、入江亜季は、自作『北北西に曇と往け』を元に、読者の視線の流れを図示しつつ、コマの並び方によって時間の流れがどう変わるのかを明确に示します。一流の仕事を知ることで、あなたの漫画制作も一歩進化することでしょう。

重要な技術が全て詰まった一冊

更に、フキダシに関する原則も厳格に解説されており、描き文字の位置や線の使い方、セリフの流れ方など、細部にわたる技術が盛り込まれています。漫画においては、キャラクターが右から左に進むと読みやすくなるなど、驚くべき新たな気付きも得られるでしょう。これらのテクニックを理解することで、あなたの漫画表現は確実に豊かになります。

著者のプロフィール

本書を執筆した著者たちも実力派揃いです。大場渉は、編集者として『Fellows!』『ハルタ』『青騎士』などの創刊を手掛け、漫画の世界で長く関わってきました。森薫は、『乙嫁語り』『エマ』『シャーリー』などの作品で知られる人気漫画家。入江亜季も『北北西に曇と往け』『乱と灰色の世界』など、多数のヒット作を持つ著者です。

これからの漫画家志望者に贈る一冊

『マンガの原理』は、これから漫画家を目指す人ばかりでなく、すでに業界で活動している人にも必見の書です。定価は2,420円で、144ページにわたり、プロフェッショナルの技術が凝縮されています。ぜひ手に取って、自身の制作に役立ててください。読者の皆さんが新たな漫画制作の境地を開く手助けとなることでしょう。