ヤマハの新I/Oラック
2025-01-21 18:04:20

ヤマハが多機能でエネルギー効率の高い音響システムI/Oラックを発売

ヤマハが投入する新世代I/Oラック「Rio3224-D3」と「Rio1608-D3」



2024年2月、ヤマハ株式会社はプロフェッショナルオーディオ機器として新たに特化したI/Oラックの第3世代モデル「Rio3224-D3」と「Rio1608-D3」を発表しました。これらの新製品は、同社のデジタルミキサーやプロセッサーとの組み合わせに最適化されており、音質、機能性、エネルギー効率の面でさらなる進化を遂げています。

高品位な音質と新たな機能性



「Rio3224-D3」と「Rio1608-D3」は、音質が一段と向上し、低ノイズと広いダイナミックレンジを実現しました。これにより、アーティストや音響エンジニアの意図を的確に聴き手に届けることが可能になります。さらに、従来のモデルに備わっていた高性能はそのままに、音質のさらなる進化が期待されています。

また、これらのI/Oラックは新たにヘッドホン端子を搭載しており、音声確認が従来以上に簡単になりました。特に、Dante受信チャンネルの確認ができる点が、複雑なネットワークを構築する際に非常に便利です。リアパネルには追加されたネットワークポートにより、Danteとは別に制御と監視を行うことが可能で、固定設備における便利さが向上しました。

エネルギー効率と静音性の向上



両モデルは、以前のモデルよりも消費電力を16%削減することで、エネルギー効率が飛躍的に向上しています。さらに、2台の電源ユニットを備えているため、一方に不具合が生じても、もう一方が機能し続けるため、安定した運用が可能です。ファンの空冷経路も再設計されており、従来以上に静音性が向上しています。

多様なシステム構築を可能にする仕組み



「Rio3224-D3」と「Rio1608-D3」は、Audinate社のDanteに対応しており、高度なオーディオネットワークを実現します。一本のケーブルで多チャンネルの音声を伝送でき、大規模なシステム構成でもシンプルに扱えるのが特長です。何より、特定の用途に基づいたシステムを簡単に設計できる柔軟性が魅力となっています。

さらに、各オペレーターがアナログゲインを操作した際でも、ゲインコンペンセーション機能が働くことで、一貫した音量レベルを維持できます。これは、音質を保つ上で非常に重要な機能です。

結論



多機能でエネルギー効率が高いヤマハの新しいI/Oラック「Rio3224-D3」と「Rio1608-D3」は、オーディオシステムの未来を切り開く製品となることでしょう。詳細な仕様については、ヤマハのプロオーディオ製品サイトをご覧ください。 ヤマハプロオーディオ製品サイト

これらの新製品により、音楽やパフォーマンスの現場がさらにクオリティの高いものになることが期待されます。


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